Pocket
LINEで送る

01474e26b2ee04750bbafc6e414ea104_s

最近よく、こんな方が訪れます。

「精神科医に行ったら、幼少期のトラウマが原因ですね、と言われました」と。

皆さんは、トラウマってどうやったら解決すると、思いますか?

ここでいう、トラウマとは災害などで親しい人を亡くしたとか、自分自身が死にそうな目にあったとか、そういう事だけでなく、親子関係で作られたさまざまな大小の心の傷なども含みます。

いわゆるアダルトチルドレンというものですね。

かつて’90年代の初めころ、私が実践していたセラピーとは、小さいときの親子関係でできた心の傷を、みんなの前で吐露したり、またはその時の感情を口に出して吐き出したりしてました。

カウンセラーの方に、それを聴いてもらったり。紙に書いたり。または、実際に親に対して小さいの時の心に傷について話したり、もっとこうしてもらいたかったと要求したり。

また、前世に戻って実は親と自分は、前世の時には敵味方と言う関係だったので、今は仲直りするために親子関係になっているなどと解説されたり。

カウンセラーさんに、親の役割を演じてもらって、本当に言いたかったことを言ったり、言ってもらったり。いわゆる演劇みたいなことをするのですね。

そして、瞑想したり。または分析したり。

これらのやり方に共通していたのは、今思うと、次のようなことだったと思います。それは、

「その時の場面に戻って、その時に感じた感情をもう一度実感して、吐き出す」

ということ。

その後、ここで紹介している脳科学セラピーを実践するようになってわかったことは、「昔の出来事を、話さなくても解決できる」ということです。

もう少しいうと、口に出して解決しようというのは、脳科学的に言ってそれだけでは解決できないのです。

なぜか。続きは後編で。

************************************************************

■私のメンタル本がこのたび重版になりました。
「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」 出版社・秀和システム
うつ状態に陥っていた私が復活できたセルフセラピー法をシンプルにして、皆さんでもできるテクニックを解説している本です。関心ある方はどうぞ。

アマゾン→こちら
楽天ブックス→こちら
 ƒvƒŠƒ“ƒg

この記事を書いた人

mr.yamamoto
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)

顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。

無料体験セッション・有料体験セッション紹介は⇒こちら
ブログURLは⇒こちら