運動をよく行っている方は、高血圧や糖尿病、肥満といった生活習慣病の罹患率が低いことが、厚生労働省の調査で明らかになっています(※)。また、これらの運動がストレス・メンタルヘルス維持、生活の質の改善にも効果が認められています。今回は運動とストレス・メンタルヘルスとの関連について取り上げます。
うつ病に対する運動の効果
1985年の臨床試験になりますが、ノルウェーの精神科医であるエギル・マーチンセン氏が行った研究をご紹介します。
この研究は、日常生活を送ることにすら影響が強く出るほどのうつ病と診断された方49名を対象に、以下の2グループに分け、うつ病の改善具合を調べたものです。
(1)1週間に3日・・・
関連記事
相次ぐ台風で体調不良…もしかして「気象病」かも?
義実家への帰省が憂鬱!? 産後ママが楽になるヒント
三世代同居の実現で、育児・仕事をする自分は楽になれるの?
この記事を書いた人
浅賀 桃子(メンタル心理・キャリアカウンセラー)
メンタル心理・キャリアカウンセラー。慶應義塾大学卒業後、ITコンサル会社人事などを経てカウンセラーとして独立。ビジネスパーソンのメンタル不調者やキャリアチェンジに悩む方のケアを中心に、カウンセリング実績5,000名超。
【浅賀桃子】https://www.voicemarche.jp/advisers/38
参考サイト紹介
ノーツマルシェ
ノーツマルシェは人生を楽しみたい!積極的に頑張りたい、という女性を応援するメディアです。女性が暮らしの中で直面する様々な課題やお悩みついて、各ジャンルの専門家が、その経験と知識を生かして有益なアドバイス、ニュースを発信していきます。
【ノーツマルシェ】http://notesmarche.jp/