Pocket
LINEで送る

Fotolia_123993436_XS

ツボとは?

ツボとは、専門的には経穴(けいけつ)と呼ばれ、神経がつながっている節目やつなぎ目の箇所をいいます。
東洋医学では、体には“気”というものが存在すると考えられており、“気”とは、身体をめぐる無形のエネルギーのことを指し、その“気” の流れる道を経絡(けいらく)と呼びます。

経絡は体中にめぐっているのですが、経穴=ツボは、その経絡という道の上に存在します。
ツボには気が集まりやすく、また悪いものも同時に集まりやすい性質があります。
そのためそこを刺激し、体の“気”のめぐりを良くすることで、体の不調を解消することができると考えられているのです。

ツボ療法とは、体に出ている症状に対して、効果的なツボを刺激することにより“気”の流れを良くし、本来持っている自然治癒力を高めることで、不快な症状を和らげるいうものです。

体には300以上のツボが点在しており、首から上の頭部に関しても50個程あると言われております。
今回は、抜け毛に効果的なツボをいくつか紹介致します。

 

抜け毛に効果的なツボについて

1.百会(ひゃくえ)
頭のてっぺんと左右の耳を繋いだ線の延長上に交わるところにあります。
ちょうど頭のてっぺんのつむじあたりです。体の緊張をほぐし、リラックスさせる効果があります。

2.通天(つうてん)
百会から左右両側に少しずれたところです。頭皮の血行をよくする効果があります。

3.天柱(てんちゅう)
首の後ろ側にある2本の太い筋肉の外側で、襟足の生え際辺りにあります。
頭部の血行を良くする効果やストレスなどの精神的な疲労回復効果が期待できます。

4.風池(ふうち)
天柱のすぐ外側で一センチほど上にずれたところにあります。
頭部への血流を促進させる効果があります。特に、後頭部の抜け毛に効果的です。

5.上星(じょうせい)
髪の生え際から2cmほどつむじの方に登ったところにあります。

6.角孫(かくそん)
耳の上の髪の生え際あたりにあるツボで、耳を前に折り曲げたときに、耳の一番上が当たるところにあります。角孫には、頭皮の血行を良くする効果があります。

7.正営(しょうえい)
左右の側頭部にあります。左右それぞれ耳の一番上と頭頂部を結んだ線上で、頭頂部の方から3分の1のところにあります。正営は、頭皮全体の血流をよくするツボです。

 

ツボの押し方

1.まず指の腹や関節を使い、ツボを捉えます。

2.そこから3秒~5秒程時間をかけて、ゆっくり圧をかけていきます。

3.しっかり押せたら、ゆっくりと力を抜いていきます。

4.離すときも3秒~5秒かけて、力を加えたときと同じペースで戻るとよいでしょう。

同じ時間かけているつもりでも、戻るときの方が動作が早くなりやすいので、自分が思うよりも少しだけ長く、ゆっくり、時間をかけて離すのがオススメです。
薄毛予防したい方は、ぜひ試してみて下さい!

関連記事

参考サイト紹介

logo
頭美人

『頭美人』は「健康は頭から」をコンセプトに、髪や頭に関するお悩みを解決することで皆様に健康をお届けする、ヘアケアの総合情報サイトです。

【頭美人】http://www.atama-bijin.jp/hair_care/