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図2

前編では、多くの企業でうつ再発を繰り返している原因の1点目として、扁桃体に働きかけた対策をしていないことをご説明しました。

後編では2点目をご説明します。

扁桃体を安定化させるには、一定のイメージワークの方法があります。再発しない人というのは、その方法を習慣化して常日頃やっていく人なのです。

誤解されていることがあると思うのですが、一度セラピーを受けたらそれでもう一生、うつ、メンタル不調にならないとか、そういうものではありません。

あくまでその人が、習慣化されたセルフケア法を行っているかどうか、が大切なのです。

これは病気のことを考えるとよくわかります。例えば、よく風邪を引く人がいます。

ほとんど風邪をひかない人もいます。私は現在は、ほとんど寝込むような風邪をひきません(もう20年くらい)。厳密にいうと、あ、まずいな、という兆候がわかるので、そうしたらすぐ寝てしまうから初期症状で治ってしまうからです。

そういうことが習慣化されているのです。

・ちょっとした体の兆候に気が付く。
・すぐ休息をとる。

この2つが習慣化されているのです。

そうすると、2日ほどするとすぐに元に戻るので、風邪、というレベルに行かないのです。

私は20代のころはよく風邪をひいていました。今考えると、ちょっとした体の兆候に気が付かなかったですね。休息も全くとりませんでした。過信していたということもあるとおもいます。

これぐらいどうってことない、と過信して、相変わらず夜中まで仕事したり、お酒を飲んだり、遊んだりをしていました。そうすると、重症化するのです。

お医者さんに行って注射しても、1か月くらい風邪が治らないなんてことは普通に起こっていました。当然ですよね。

習慣化されていないからです。

うつ、メンタル不調も同じことなのです。イメージワークを習慣化するというと、なにかとても難しいことのように思うかもしれませんが、うつ、メンタルにならない人の頭の中ではこんなことが自動的にイメージされているのです。

それは、自分が苦境に陥った時に、目を閉じると、お父さんお母さんの笑顔が見える。

こういう人はうつ、メンタル不調にはなりません。あ~、守られているんだ、と思えるから、大丈夫と思えるのです。

うつ、メンタル不調の人は、自分が苦境に陥っているときに、目を閉じると、誰もいないとか、お父さんお母さんの表情が暗いとか、ピリピリしているとか、「もっとしっかりしろ!」と怒鳴っているとか、とにかく、ネガティブな表情イメージが浮かんでいる人なのです。

一定の方法で人工的にこのイメージを変えることで、扁桃体を安定化させることができるのです。

だから、そういったイメージワークを習慣化する時間を意図的にとっている人、自分の生活の一部にしている人は、うつ、メンタル不調が再発しないのです。

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この記事を書いた人

mr.yamamoto
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)

顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。

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