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前編では、見捨てられることにものすごく敏感に反応する人が、うつ、メンタル不調になることをお話ししました。

ではどうすれば解決できるのか。ポイントは、本能の脳を理解することです。

見捨てられる、と言うのは、心理学的・社会的な言い方です。人間関係の中で使われる言葉。

でも、ですね。脳科学的に言うと、見捨てられるとは、人間に特有な解釈脳=大脳皮質レベルで使われる言葉です。ちょっと分析的な言い方。

でも、動物脳=本能の脳のレベルでは「傷つけられる、殺される」と言うような意味なのですね。

本能脳とは、0歳から3歳で完成し、情動の発電装置と言われる扁桃体を意味します。扁桃体は、魚にもあります。魚を見てください。ちょっと音がしたり、水面が波打ったりしたら、パッと逃げますよね。殺される! 恐怖を感じるからです。

この扁桃体が非常に敏感な人は、見捨てられる=傷つけられた、殺される、ぐらいの恐怖を感じてしまうのです。

そんな馬鹿な、と思いますか? それは心理学でいうとなかなか理解できないかもしれませんが、脳科学的に言うと、そうなのです。

解釈する脳と、本能的に命を守る脳とは、直感的な反応が全く異なりますから。

扁桃体がそんなに敏感ではない人は、たいして感じないでしょうから、理解できないかもしれません。扁桃体が敏感な人とはものすごい恐怖を感じるのです。そしてこういう人は日本人に多いのです。

かつての私もそうでしたが、見捨てられることとは、あなた自身があるがままの自分になっていくための、一つの通過プロセスなのです。

だからこそ、お医者さんに行って薬を飲んでいるのはもったいない。

このプロセスの学びを何もしないで、ただ単に薬で気持ち良くなってしまうだけかもしれないから。

でも、通過プロセスとは言っても、あまりにも扁桃体が反応しすぎて怖すぎると、身動きとれないのですよね。夜が眠れなくなってしまうし。

だからこそ、扁桃体興奮を鎮めるという私が行っている、心理療法はお役にたつのではないかと思ってるのです。

これは、あなたが、あるがままの自分の生き方・働き方を確立していく、一つの通過点なのです。そこをしっかり学び終えると、見捨てられる恐怖は、だんだん消えていくのです。

本能の脳である、扁桃体反応のことをきちんと理解することで、解決していけるのです。

ピンときた方は、私が行っている体験セッションをご体験ください。

この記事を書いた人

mr.yamamoto
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)

顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。

無料体験セッション・有料体験セッション紹介は⇒こちら
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