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図1

今年6月くらいから2ヶ月くらいかけてしこしこ書いていた本がやっと出版されました。

私自身、リーマンショックのとき仕事がゼロになり、収入もほぼなくなったのです。

当時結婚2年目くらいですから夜が眠れなくなり、一時期は「もう死にたい」とまで、思いました。

今でこそ、こんなふうによい思い出みたいに語れますが、当時は地獄でした。夜中に死にたい気持ちがぐーーーっと襲ってくるのです。

でも同時に思ったのですね。

今こそ、私が長年学んできたセラピーを使って自分自身を救わないでいったいどうするんだ!と。

私が行っているセラピーは、情動の発電装置である脳内の「扁桃体(へんとうたい)」の慢性的な興奮を沈静化することで、うつ、メンタル不調を解決するものです。

扁桃体興奮は、身体感覚により作り出されるのですが、当時の私は、おなかがぐーーーーっと、強く押されるような感覚が襲ってきて、それによって「死にたい」という強い感情に襲われていたのです。

完全にうつ状態だったと思います。もし私にセラピーの技術やうつ、メンタル不調の知識がなく、そのままお医者さんに行っていたら、言われるがままに薬を飲むだけの毎日を送っていたと思います。

でも、私は知っていました。これは、私の敏感すぎる感受性により作られたものだと。つまり、私の扁桃体が敏感すぎるゆえに作られたものだ、と。薬を飲んでも、この問題は解決しない、と。

だから朝、早く起きて、もしくは真夜中に布団の中で、セルフセラピーを繰りかえしたのです。そして、死にたい気持ちはものの見事に消えたのですね。

続きは後編で。

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山本潤一の新刊出ました! 9/14発売。
「不安遺伝子を抑えて、心がすーっとラクになる本」 出版社・(株)秀和システム

*リーマンショックで仕事がゼロになり、「もう死にたい」とまで思った私が、セルフセラピーのスキルとパートナーシップの力で、復活できたお話です。

そのときに使ったさまざまなセルフセラピーのテクニックの中から、皆さんにも使っていただけそうなものを掲載しました。

今の激動の時代の中、かつての私のように仕事やお金のことで、うつ状態やメンタル不調になり、苦しんでいる人にお役に立てていただければと思い、書きました。大丈夫ですよとお伝えしたいです。

あなたのフェイスブック、ツイッター、ブログなどで、お友達にもこの本のことをご紹介して頂けたら、とても嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
お近くの書店にない場合は、アマゾンでどうぞ→こちら

 

この記事を書いた人

mr.yamamoto
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)

顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。

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