Pocket
LINEで送る

睡眠は最初の3時間の質が最も重要!

mrisikawa

デサント社:
疲労回復とは切っても切り離せない睡眠ですが、これも世の中では正しいとされているけども、「実は嘘」みたいものってありますか?

石川:
ゴールデンタイムって聞いたことありますか?よく22時〜2時までの間に寝ないと、カラダの疲れがとれない、ホルモンが分泌されないとか言われているものですけど、それもウソです。

結果としてみんなその時間に寝ているだけなので、そこをゴールデンタイムと呼んでいるだけ。遅くまで起きていちゃいけないよ、と言っているだけです(笑)。本当に大事なのは、寝てからの約3時間。

デサント社:
ちなみに、昼寝を効果的にするというのは、カラダにいいんですか?

石川:
日本人は真面目なので、本当に昼寝をしませんね。お昼の14時くらいに軽い眠気がくると思うのですが、あれは、お腹一杯だから眠くなるのではないんです。そういうリズムなんです。

これは昔の人も同じリズムを持っていて。だから江戸時代など、職人さんは14時におやつを食べていたんですよ、眠気覚ましに。ちなみに「おやつ」 八つ時に食べるから「おやつ」。江戸時代の「八つ時」は14時を指します。

怪我すると危ないので。休んで目を覚ますんですね。ちなみに「3時のおやつ」は3時にならないと学校から子供が帰ってこないし、そうでないとカステラが食べることができないからでは!!(笑)

デサント社:
八つ時に食べるから、おやつ・・・なるほど!!

結論。お風呂に入れば血流が良くなり、疲れがとれる。眠りの質も高くなる。

デサント社:
では最後に。お風呂と睡眠の上手な付き合い方について伺えればと。
お風呂に入った後の過ごし方で、睡眠の質も変わるとよく聞きますので。

石川:
とある有名なスポーツ選手は、眠れなかったりすると漫画を読みます。新しい漫画じゃなくて、一度読んだことのある漫画にすると言ってましたね。まぁ、寝る前のルーティンは人それぞれですけど、なるべく交感神経(興奮を司る神経)を優位にしない方がいいですね。

結局、疲れを取るには眠らないとダメです。ちなみに、食後にお風呂に入ると、体中に食事の栄養を運んでくれるというメリットもありますよ。

あ、それから御社の「PCスーツ」利用していますよ。血流という部分でテーマは同じ商品なので。カラダを動かしていない時に特化したコンプレッションウェア(適度に体を包み込んで筋肉をサポートするもの)なので、デスクワーク時や飛行機で移動する時の疲労軽減に利用しています。

img4

デサント社:
これまた役立つマメ知識ですね(笑)実際に利用されて如何でしょうか。

石川:
通常のコンプレッションウェアと比べて足首などの締めつけがゆるいので、長時間着用しても着心地はいいですよ。

株式会社バスクリンはぴばす入浴と健康の情報ページは⇒こちら

この記事を書いた人

MrIsikawa
石川泰弘先生(お風呂博士)

株式会社バスクリンの販売管理部所属(広報責任者)。温泉入浴指導員、睡眠改善インストラクター。温泉や入浴、睡眠に関する講演は出演依頼が後を絶たない。「『ぷっ』すま」「教科書にのせたい!」等のTVや雑誌、ラジオにも多数出演。

著書: 「たった一晩で疲れをリセットする睡眠術」(日本文芸社)等
株式会社バスクリンはぴばす入浴と健康の情報ページ⇒こちら