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懐かしい香りといえば

秋ですね。ところで、みなさんには季節の香りがありますか?
私は、なぜか木を燃やしたあの残り香から秋を連想します。特に焼き芋をしたとか固有の思い出と結びついているわけではないのですが、妙に落ち着く自然の香りなのです。こればかりは精油があるわけでもなく、ふだんはすっかり忘れているのですが、その香りが蘇った旅先や風景はとても印象に残っています。
例えば、山形の古い温泉旅館とか、那須の森の中のレストランとか(写真は夏の暖炉で、入った瞬間わ~っと思いました)・・・・・
勝手に「おばあちゃんちの匂い」と言っていますが、地方出身の人は結構「あ~わかる、わかる」と言ってくれます。

心にいい回想法

音楽療法には回想法というものがあります。お年寄りでも古い記憶は残っているので、昔のいい思い出を引き出す童謡や唱歌を歌ったりして、脳を活性化して認知症を予防したり、うつを予防したりするために使われます。
でも、これはなにもお年寄り限定でなく、ふだん脳の同じ分野ばかり酷使して、自律神経の中枢が疲れている私たちにとっても、10分ほどで出来てしまうのでクイックセラピーです。
記憶を呼び起こすのは、若い頃聴いた音楽や旅先で聴いた音楽などもいいです。そして、香りで回想するというのももちろんアリです。
心にいいものは、どんどん記憶から引き出して使いましょう!そして、この気持ちよさは結構クセになります。

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幸せ気分に浸れる夕刻の定番

今日は、多くの人がかつて夕方(学校の下校時などに)耳にした1曲です。正式名はドヴォルザークの交響曲第9番2楽章。日本ではタイトル家路で有名です。
作曲者自身がアメリカに渡って、故郷チェコを思い出しながら作った曲。まさに回想しながら作られた郷愁の想いが多くの人の琴線に触れるのでしょうね。是非疲れた夕刻にしみじみと聴いてみてください。⇒こちら

この記事を書いた人

Emi(音楽ハーブセラピスト)

+TONE(プラストーン)主宰。音楽・植物療法を用いた「五感を開いたストレスケア」を世に広めるべく活動中。企業マーケティング、ワークショップ、執筆を始め、尾山台サロンでは音楽セラピーや音楽カウンセラー講座を行っています。

http://plus-tone.com/

https://www.facebook.com/plustone.jp