Pocket
LINEで送る

42562de588b336d4069bc0e73d30ebd5_s

うつ、やメンタル不調の方は、「疾患」「病気」の言葉の意味の差を知っておくことはとても大事なのでないか、ということを前編ではお知らせしました。

Diseaseは、血糖値が高いとか、肝臓の数値が悪いとか、感染症にかかってそのウィルスが見つかったとか、腫瘍があるとか、そんなふうに客観的なデータ異常があることです。

この場合、血糖値を下げる薬を飲むとか、肝臓の数値を下げる薬を飲むとか、すれば数値は改善されますし、そう説明されればあなたも納得できますよね。

これに対してIllnessとは、必ずしもDesiease(疾患)があるかないかに関係なく、不安になっている状態です。

よくありますよね。胃が痛い、でも検査しても胃はなんともないとか。で、なんともないと言われても痛いんだから、不安になる。これがIllnessです。

こういう患者さんは最近すごく多いのです。

Illnessは、ストレス(不安などのマイナス感情)により作られている状態です。だから検査しても原因が発見できないことが多い。

これを薬で治そうとすると、そもそも原因がわからないのだから、あなたも半信半疑でしょう。こういう処置の最たるものが、うつ、メンタル不調なのです。

だから、うつ、メンタル不調の多くの方は、健康行動科学の視点で言うと、「病気」の状態なのだから、つまり不安が非常に強い状態。

よって、この不安を解消する、つまりストレスを解消する、というのが私たちが考える対処法なのです。

だから、「うつ、メンタル不調にあるあなたは病気なんですよ。だから薬飲んだほうがよいですよ」とは、よくアドバイスされることだと思いますが、これに疑問を感じるのであれば、この説明を思い出していただけるとよいと思います。

こんな風に言う人は、たぶん、Desiease(疾患)とIllness(病気)の区別をあまり意識していないかもしれません。

自分のうつ、メンタル不調には、疾患はあるのか? ないとしたら不安=ストレスが原因である「病気」の状態だから、不安を解消することが、うつ、メンタル不調を克服することになる。

自分自身で不安を解消するのが難しい方は、こちらで行っている心理療法を受けるとよいと思います。

扁桃体を鎮静化して、うつやメンタルヘルス不調を約15~20時間で解決する事例をたくさん出している脳科学メンタルセラピーセッションで、最後までしっかり解決していきたいと本気で思われた方はまずは無料体験セッションをどうぞ。⇒こちら

************************************************************

■このたび9/14に私のメンタル本が出版されることになりました。
「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」 出版社・秀和システム
うつ状態に陥っていた私が復活できたセルフセラピー法をシンプルにして、皆さんでもできるテクニックを解説している本です。関心ある方はどうぞ。

アマゾン→こちら
楽天ブックス→こちら

ƒvƒŠƒ“ƒg

この記事を書いた人

mr.yamamoto
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)

顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。

無料体験セッション・有料体験セッション紹介は⇒こちら
ブログURLは⇒こちら