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首が疲れている状態を放置しておくと、髪の艶までなくなってしまうのをご存知ですか。朝起きた時から、すでに首が疲れているという方も多いと思います。首の疲れを予防・改善して艶のある髪を維持しましょう。

首に疲れがあると艶のある髪は手に入れられない理由

首の周辺には、頭部に血液を送る血管が通っています。首に疲れがあると、髪を作るための土台となる頭皮の血行不良も同時に起きてしまいます。頭皮への血液の循環が悪くなると、髪を作る毛母細胞に栄養素や酸素が届きにくくなるのです。
首の疲れが慢性化してくると、首筋、肩、背中などの筋肉が緊張している状態が常に続き、血行不良も慢性化します。
常に栄養不足となっている頭皮は次第に硬くなってきます。毎日0.3ミリずつ頭皮から出てくる髪は、当然ながら栄養失調・酸素不足から生まれた髪ですので、艶のない髪となって伸びていきます。
毛母細胞の栄養状態が常に悪いと、次第に髪そのものを作ることすらできなくなる可能性もあるのです。艶どころか白髪や抜け毛を誘発してしまいます。

首の疲れを予防・改善する方法

首の疲れを予防・改善する方法で、最も意識したいのは、血流をアップさせることです。首周辺を含め、全身の血行を良くすることで、頭皮全体にも新鮮な血液が供給され、艶のある髪を作れるようになります。

入浴で予防・改善
お風呂で温まることは、首の疲れに効果的な予防・改善策となります。自宅でも毎日湯船でゆっくりと温まり、休みの日には温泉を利用して、じっくりと首の疲れを改善しましょう。

姿勢を見直して予防・改善
パソコンを長時間していると、知らずに首が前のめりになっていることがあります。重症になるとストレートネックを引き起こすこともあります。1時間に1度は休憩をとり、大きく伸びをするなど血流を改善しましょう。

マッサージで予防・改善
強い力で首周りを押すことは避けて、手のひらでさするようにマッサージしてみましょう。首を右真横に向けた状態で、右手で圧迫するように肩から耳の下までさすります。反対側も同様に行って下さい。

体操で予防・改善
首に疲れがある時は、肩周りも疲れて凝っていることが多いです。首周辺の疲れに効く効果的な体操をしてみましょう。

【首周辺の疲れに効く体操】
両足を軽く肩幅程度に開き、両手を下げた状態で手のひらを正面に向けます。その状態で大きく息を吸いながら肩を真上にギューっと3秒持ち上げます。一気に息を吐きながらストンと肩を落とします。
これを5セットほど繰り返して、血流を良くして首周辺の疲れをほぐします。肩を上げた時にひじは軽く曲がってもOKです。同時につま先立ちをしながら行うと、さらに全身の血流が高まります。
首の疲れを溜めないように、常日頃から予防・改善して艶のある髪を育てられる頭皮環境を作りましょう。

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