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アメリカの小児科医、ナディン・バーク・ハリスが「子供時代のトラウマが寿命を20年縮める」という発表の中で話していないことで、私たちが知っていること。説明します。

1.この小児科医が紹介しているトラウマは、かなり深刻なもののことを言っていますね。しかし、私たちが定義しているトラウマとは、「十分に親に甘えられなかった」という、もっと広範囲な経験をさしています。

たとえば、私もそうでしたが、私の母は結構完璧主義でしたから、あれこれしつけが厳しかったですし、また父ナンバーワンを目指す上昇志向が非常に強かったため、私はその影響受け、後年、リーマンショックで仕事を失った時、自分はダメだ、死にたい、といううつ状態になったのです。

これは、あるがままの自分として甘えることができなかったということで、これはトラウマです。こういう経験によって人はうつやメンタル不調にも、病気にもなるのです。

2.トラウマ感受性とは3歳以前に形成される。

赤ちゃんを見てればわかるように、生まれたばかりの赤ちゃんだって、人見知りが激しく夜泣きが激しい赤ちゃんもいれば、情緒が安定している赤ちゃんもいますね。

扁桃体はそもそも0歳から3歳で完成しますから、これは当然のことです。扁桃体感受性は胎内期から形成されはじめているのです。

よってこの小児科医が発表しているトラウマは、かなり3歳以降の経験を指していると思います。

この小児科医も扁桃体のことについてはこの発表の中で触れていますが、でも、扁桃体感受性が3歳以下で決まり、この感受性がその後の「親に甘えられなかった体験」をトラウマと受け取ってしまう、ということについては、触れていないですね。

必ずしも、深刻な傷つき体験だけがトラウマではないのです。

私は扁桃体感受性が非常に敏感だったため、その後の母や父とのことで非常に傷つき、これをトラウマと受け取ったのですね。

今はもう父母に対してこういう感覚はないですよ。解消しましたから。

あなたの敏感な感受性が、甘えられなかった経験をトラウマと受け取るのです。

扁桃体感受性を書き換えましょう。

うつ、メンタル不調、不安、生きにくさは消えていきますよ。

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この記事を書いた人

mr.yamamoto
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)

顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。

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