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以前よりだいぶ、カウンセラーの認知度が上がってきたとはいえ、まだまだ日本では、カウンセリング文化が定着しているとはいえないのが実情です。アメリカで活躍するサイコロジスト、表西恵さんの著書『アメリカ人は気軽に精神科医に行く』(※1)を読むと、アメリカに比べ、日本がいかに「心の病」がタブー視され、社会的偏見や治療の在り方に大きな差があるかがわかります。

悩みや問題が生じるのは当たり前

日本人は、感情を表に出すことが苦手だと言われています。「何も言わなくても、私の気持ちを察してよね」と、なぜか言葉少なに多くを語らず、特にプライベートな内容に関しては、深刻な案件ほど口を閉ざしてしまう傾向にあるのでは・・・

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この記事を書いた人

渡辺 里佳(夫婦関係・離婚カウンセラー)

夫婦問題カウンセラー。2011年「離婚カウンセラー」資格を取得。(NPO法人日本家族問題相談連盟認定)。自らの結婚、離婚、シングルマザーの経験を活かし、「誰にも相談できない」と孤立しがちな夫婦問題に関するカウンセリングを行っている。目標を「あなたが幸せになること」と定め、客観的・長期的・俯瞰的視点で、誠意と愛情をもってサポートしている。

【渡辺里佳】https://www.voicemarche.jp/advisers/12

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