私が行っている手法では、うつ、メンタル不調を解決するのに心をわかる必要がないのです。なぜだと思いますか?
たとえば、あなたが不安や恐怖を感じる上司の前に立って話をしていたとしましょう。あなたの体に意識を向けてみてください。あなたの体はその時、どの部位が緊張していますか?
わかるはずです。肩や首が緊張しているかもしれません。顔がこわばったり、頭がぎゅーと締め付けられているかもしれません。胸が圧迫されたり、胃が重くなったり、ぎゅーっとしまったりするかもしれません。全身緊張と言う方もいるかもしれませんね。
どこかに違和感が出ています。
なぜこうなるかはわからなくても、この身体緊張感が消えれば、うつ、メンタル不調は消えるのです。
あなたは、上司の前でこの身体違和感が消えたら、上司への不安や恐怖が消えることがわかりますか? 不安や恐怖が消えれば、うつ、メンタル不調が消えることがわかりますか?
身体感覚が、感情を作り出しているのです。だから身体感覚が元に戻れば、うつ、メンタル不調を作り出している不安や恐怖は消えるのです。
心を細かく分析する必要はないのです。
よって、身体感覚の緊張感を解決しないのに、いくら長期間休んでもそれは、なんらうつ、メンタル不調の解決にはならないのです。そのままで復職しても必ず再発します。
逆に、身体緊張感を完全に解決すれば、うつ、メンタル不調は同じ状況では再発しないのです。なぜなら、身体感覚が不安や恐怖の潜在的な感情を作っているので、身体感覚を良好化してそれを固定すれば、不安や恐怖が消失してしまうからです。
マイナス感情を発生させる脳内の扁桃体は、身体感覚によって興奮するのです。よって、身体感覚を良好化すると、扁桃体は安定化し、うつ、メンタル不調を作り出す不安や恐怖感情は消えてしまうのです。
そしてこの心理療法は、約15時間前後で解決へと導くことができるのです。
こういう考え方に基づく心理療法を実践して、某上場企業では、初回うつ休職者の再休職率が3年半0%という結果に貢献し、この産業医は論文発表しているのです。
扁桃体を鎮静化して、うつやメンタルヘルス不調を約20時間前後で解決する事例をたくさん出している脳科学メンタルセラピーセッションで、最後までしっかり解決していきたいと本気で思われた方はまずは無料体験セッションをどうぞ。⇒こちら
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■11/28発売のビジネス誌「プレジデント」にP34に私が取材され、掲載されました。
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■このたび9/14に私のメンタル本が出版されました。
「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」 出版社・秀和システム
うつ状態に陥っていた私が復活できたセルフセラピー法をシンプルにして、皆さんでもできるテクニックを解説している本です。関心ある方はどうぞ。
この記事を書いた人
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。