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図1

今まで数多くのうつ、メンタル不調で悩む方を見てきて、うつメンタル不調を解決できる方、できない方の違いに気づいたことがあります。

それは、最終的なゴールに向けて試行錯誤をする、と決められるかどうか、と言うことです。

実は、うつ、メンタル不調を解決するだけではなく、これは目標達成とか、なりたい自分に成るとか、そういう分野と共通している話です。

うつ、メンタル不調に悩む人の目標は、これを解決したいということです。そこに至るには、実は、一直線でそこに到達するわけではありません。

私が行っている心理療法は、約15時間前後で解決に至るものですが、それでも一直線で解決するのではなく、途中でうまくいかなくなったり、途中で壁にぶつかったり、途中でこれで大丈夫なのか、と言うようなポイントに遭遇します。

あらかじめ「ゴールに到達するまで試行錯誤する」と決めている方は、ここを通り抜けられるのです。

これは常識で考えるとよくわかるのではないかと思います。

たとえば、学校時代のテストでクラスの中で10番以内に入りたい、という目標があるとして、今まで一度もそこに入ったことがない人にとっては、頑張ったからと言って必ずしもすぐに到達できるとは限りませんよね。

でも、次の試験では成績は思った通りではなかったけれども、何がうまくいったのか、そして何がうまくいかなかったのか、を振り返り、そして次にまた努力する。つまり「成功するまで試行錯誤する」と決められる人は、必ず目標に到達できるわけです。

私のセッションは、15時間前後ですので、そんなに月日はかかりませんが、それでも途中で、いろいろな壁に遭遇します。

そこで必ず、解決する、と決めて受けにくる人は必ず到達します。

うつ、メンタル不調を解決するとは、「なりたい自分になる」ということと同じことです。

なりたい自分になろうとするときに、一直線に到達する時もありますが、そうではないことも普通にありますよね。

そういう意味で、私は長くお医者さんにかかっていた人には、特にこのことをお伝えするようにしているのです。

なぜなら、医療とは、薬をもらって飲んでいればよいというのが基本だと思いますが、あなた自身で積極的に、自分自身と向き合うというような事をしなくても、医者の言うことを聴いてしたがっていればよい、という受け身の姿勢だからです。

そのような姿勢では、心理療法はうまくいきません。続きは後編で。

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■11/28発売のビジネス誌「プレジデント」にP34に私が取材され、掲載されました。
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この記事を書いた人

mr.yamamoto
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)

顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。

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