先日、電車の中で広告を見ていたら、樺沢紫苑さんという精神科医が書かれた新刊本が目に留まりました。
「脳を最適化すれば、能力は2倍になる」と言う本です。
広告を見ていたら、「ノルアドレナリンを分泌したら、猛烈に仕事がはかどる。あえて厳しい上司と仕事をして喜んで仕事をする」と書かれていました。
なるほど、こういう視点があるのだな、と思いました。
ノルアドレナリンは、ハラハラドキドキをおこさせる物質です。いわゆる適度に不安緊張を高めて、それを行動に結び付ける、と言うことなのかもしれません。
そういうことはあると思います。
以前、もう引退されましたがプロ野球、広島のピッチャーで黒田投手がこんなことを言っていました。
たしか、「自分は、恐怖を思いっきり感じてそれをバネにする」
これはノルアドレナリンを活用しているのですね。
これができる人にとっては、すごく有効な方法だと思います。一方、扁桃体の感受性がものすごく敏感な人は、たぶんこのやり方をすると、たぶん、うつかメンタルダウンしてしまうことでしょう。
ノルアドレナリンの量が半端なく出まくりすぎると、ハラハラドキドキがすごすぎて、情緒が不安定になるからです。
そして、うつ、メンタル不調に陥る人は、扁桃体興奮がすごすぎて、それゆえノルアドレナリン分泌量が多すぎるのです。
ノルアドレナリンを前向きエネルギーに変えていくには、扁桃体感受性を安定させることで、まずは、うつ、メンタル不調リスクを低減させることが大切と思います。
ハラハラドキドキしすぎることで頭が真っ白になったりする人は、うつ、メンタル不調リスクが高い人です。
まずは扁桃体を安定化させましょう。
イメージを活用した心理療法を実践して、某上場企業では、初回うつ休職者の再休職率が3年半0%という結果に貢献したのです。そしてこの企業の産業医は論文発表しています。
扁桃体を鎮静化して、うつやメンタルヘルス不調を約20時間前後で解決する事例をたくさん出している脳科学メンタルセラピーセッションで、最後までしっかり解決していきたいと本気で思われた方はまずは無料体験セッションをどうぞ。⇒こちら
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■3/14に渋谷商工会議所主催のメンタルヘルスセミナーに講師として登壇します。
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うつ状態に陥っていた私が復活できたセルフセラピー法をシンプルにして、皆さんでもできるテクニックを解説している本です。関心ある方はどうぞ。

この記事を書いた人

日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。