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もうすぐ入園、入学シーズンですね。
私も去年、4/1に娘の入園式に参加しました。

新しいスタートと同時に、ママの大きな課題は子どもの睡眠リズムを整えることです。
通学路が変わると起床時間も変わり、同時に就寝時間も変わります。睡眠時間が減ることが分かればいつもより早めに寝る習慣をつけていかないと、朝眠いまま登校することになりますよね。
人が眠気を強く感じるのは、睡眠不足のときと、いつもより早く起きたときです。入園・入学で起床時間が早まる方は、入園1週間前くらいから少しずつ就寝・起床時間を早める準備をスタートさせましょう。早起きしたらカーテンを開けて電気をつけて体内時計のスイッチを押して早い起床時間に身体を慣れさせましょう。

文教大学教育学部教授の成田奈緒子先生によると、

脳は、からだの姿勢の維持、呼吸や睡眠、食欲、情動、自律神経などの働きをつかさどる「古い脳」ができてから、記憶や思考、指先を細かく動かす微細運動、言語や情感をつかさどる「新しい脳」が発達し、最後に人間らしさの脳と言われる「前頭葉」が育つという順番があります。前頭葉は、人間としてもっとも高度なこころのはたらきをつかさどります。

最近では、習い事、塾なども増えて小学生もとっても忙しいく授業中眠そうな子どもも多いと聞きます。 乳幼児期からの睡眠不足で古い脳が育たず新しい脳ばかりを育てようとすることでバランスを崩すとキレやすい子供や不安を抱える子供の原因になるそうです。

2015年1月米国睡眠財団(National Sleep Foundation)が推奨している子供の睡眠時間目安です。

新生児(0~3ヶ月):14~17時間
乳児(4~11ヶ月):12~15時間
幼児(1~2歳):11~14時間
学童前期(3~5歳):10~13時間
学童期(6~13歳)9~11時間

目安にしてみてくださいね。
脳と心と身体の成長のためには、「早寝・早起き・朝ごはん」この3つを意識することが改めて大切ですよ。

▼参考 脳の発達には順番がある―― 睡眠不足の悪影響は想像以上に深刻[子どもが伸びる家庭の10の習慣](GetNavi web)
こちら

この記事を書いた人

塚島 早紀子(つかしま さきこ)

快眠プランナー、上級睡眠健康指導士。楽しい睡眠をテーマにした「pleasantsleep.jp」を開設。執筆、講演、メディア出演などを通じで楽しく取り入れられる快眠レシピを発信中。