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夫婦いつも一緒。二人三脚で歩いてきた夫婦にとってちょっとつらい現実。それは夫婦の時差ぼけです。
高齢者の睡眠の特徴として、早い時間に眠くなるということがあります。
これは覚醒を維持する機能が加齢によって低下することが原因です。
また、日中の活動量も減ると同時に眠らせる脳の働きが低下し早起き傾向になります。この朝型化のタイミングが夫婦で違うと時差ぼけの原因に。

『2000年に行われた調査結果では、40代から男性の早朝覚醒が増え始め、50歳以上から著しくなることが判っている。女性の場合は、朝型化の傾向が緩やかなので、60代、70代でも変わらず、夜型でいる場合が多いらしい。』

夫が朝型化し妻は夜型のままの場合、夫婦の間で時差ぼけがあり、妻が夫に合わせようとすると眠くない時間に寝ようとして寝つきが悪くなることがあります。
対策としては、熟年夫婦の寝室は、別々にするのが理想です。
ちょっと寂しい?かもしれませんが、おもいきって別にすることで相手の生活音で無理に起こされることがなくなりケンカも少なくなるはず!

▼定年夫の早起きで死にそう!熟年夫婦の「睡眠時差」はなぜ起こる⇒こちら

この記事を書いた人

塚島 早紀子(つかしま さきこ)

快眠プランナー、上級睡眠健康指導士。楽しい睡眠をテーマにした「pleasantsleep.jp」を開設。執筆、講演、メディア出演などを通じで楽しく取り入れられる快眠レシピを発信中。