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図1

楽しさのあとに訪れるプチ憂鬱

GWも残すところあとわずか。月曜日からは仕事や家庭のペースが通常に戻るということで、この週末は、ゆっくり家で過ごして・・・というプランの方も多いと思います。
いつもよりゆっくり起きたり、遠出をしたり、久しぶりに旧友に会って騒いだりetc.楽しかったことの反動で、ちょっとした憂鬱が頭をもたげているかもしれません。実際、生体のバランスシステムであるホメオスターシスは、遊び過ぎると崩れます。
ふだんより、もしかしたら「過ぎる」ことが多かったかもしれないこの一週間。今回は、そんな週末にこそ必要なゆったりした時間をご紹介します。

コーヒードリップでアロマ+抗酸化タイム

コーヒーと言うとイメージ上はハーブと対極にあるかもしれませんが、実は植物性化学物質の一つであるポリフェノールが含まていて、中でも今、抗酸化機能を持つ「クロロゲン酸」が注目を集めています。じゃがいもにも含まれる茶色い色素ですが、コーヒー(生豆)から初めて発見された成分だそう。
活性酸素はストレスによっても発生しますから、コーヒーは上手につき合えば、アロマによるリラックス(副交感神経亢進)+クロロゲン酸による抗酸化作用が得られ、ストレス状態のこころとからだに適する飲み物となります。因みに、この成分を摂取するなら浅煎りの豆、そして不要な成分を抽出を防ぐためにはドリップ方式が良いとのことです。
自分で淹れることで、ゆっくりとドリップしながら芳香を楽しみ、好みのカップに注いで苦みや甘み好みのフレーバーを堪能する、そんな丁寧なひとときが生まれます。
(もちろんカフェインは含まれますので、飲み過ぎ、就寝前の飲用にはご注意ください)

スローなJazzでぼんやりしましょう

日も長くなってきたこの季節、夕暮れ時から夜にかけて、ゆっくりと一杯のコーヒーをドリップするならば、お供にゆったりしたJazzはいかがでしょうか。今回の1曲はスタンダードナンバーの「Misty」です。作曲者が飛行機から雲海を見てひらめいたメロディー、そしてタイトルは、作曲者の友人が「霧みたいにぼんやりした曲だ」といったことからついたそうです。
漠然とした不安や焦燥が訪れやすい今だからこそ、まずはぼんやり何も考えず、嗅覚や聴覚だけを働かせてただただボーっと。ゆっくりと自分の軸に戻っていきましょう。

Misty  Erroll Louis Garner

この記事を書いた人

Emi(音楽ハーブセラピスト)

ハーバルセラピスト、ヒーリング音楽カウンセラー、+TONE(プラストーン)主宰。音楽・植物療法を用いた「五感を開いたストレスケア」を世に広めるべく活動中。企業マーケティング、ワークショップ、執筆を始め、尾山台サロンでは音楽セラピーや音楽カウンセラー講座を行っています。

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