Pocket
LINEで送る

図1

大人にとってのゆりかごとは?

みなさんは、おとなになってから子守唄を聴いていますか?
先日子守唄について調べる機会があったのですが、いわゆる大作曲家の有名な子守唄よりも、民謡や童話として伝承されたものが圧倒的に多く、その数の多さに驚きました。お腹の中にいるときから発達する感覚器官の中で、聴覚はもっとも早くにその機能が完成に近づくといったことを本で読んだ記憶があります。
スマホ育児が問題になったりもする現代ですが、初めて築く安心の絆として、昔から世界中で行われてきたようなお母さんのやさしい声に敵うものはないでしょう。
私自身、改めて子守唄を聴くをだんだん落ち着いていくことに気づきました。どの曲にも共通して、ゆったりしたテンポ、やさしく語りかけるようなメロディ、そして心の深いところに届く温かさがあります。絵本と同じでしょうか、、、子守唄を子どものものだけにしておくはもったいですね。

図2

不安を取り除いて快眠を助けるラベンダー

眠りつながりでいくと、メディカルハーブにはラベンダー(真正ラベンダー)があります。学名にあるLavanduraとはラテン語の「洗う」を語源とし、不安や迷いなどを洗い流すと言われています。
ラベンダーの精油にはリナロールや酢酸リナリルという成分が含まれており、抗不安作用や鎮痛作用をもたらすため、不安や悩みなど神経性のストレス状態に働きかけることで、質の良い眠りに導いてくれます。中世の時代より、お風呂にハーブを浮かべるハーバルバスも行われてきました。
また、好き嫌いは分かれますが、ハーブティも同じような作用が期待できます。私が初めておいしいと思ったのは、スタバのティーラテシリーズで飲んだ時(残念ながら現在はメニューにありません)。ミルクとの相性の良さはちょっとした驚きでした。自宅で作る際にはティーバックやドライハーブで少量のハーブティを抽出して、熱いミルクでカフェラテの容量で割ります。お子さまには少し香りが強いかもしれません。まさに大人向けのリラックスティと言えるでしょう。
そして、今回の1曲は、プレママが教えてくれたディズニーのわんわん物語の中で歌われる子守唄Lalaluです。心が温まり、傍にいる誰かにもやさしくなれる、そんな1曲です。

La la lu  Oliver Wallace ⇒ こちら

音源:Youtubeより

この記事を書いた人

Emi(音楽ハーブセラピスト)

ハーバルセラピスト、ヒーリング音楽カウンセラー、+TONE(プラストーン)主宰。音楽・植物療法を用いた「五感を開いたストレスケア」を世に広めるべく活動中。企業マーケティング、ワークショップ、執筆を始め、尾山台サロンでは音楽セラピーや音楽カウンセラー講座を行っています。

http://plus-tone.com/

https://www.facebook.com/plustone.jp