「うつ、こころの風邪ですよ」と言う言葉がありますよね。
心が原因と言っています。はたして本当にそうなのか??? と私は思いました。
で、この脳科学心理セラピーに出会ったのです。それでわかったことは、「心の風邪」というようなあやふやなものではない、と言うことです。
うつ、メンタル不調は、脳内の感情の発生装置である、扁桃体の慢性的な興奮により作り出されるのです。
そして、扁桃体興奮とは、あなたの身体的な緊張状態からつくりだされるのです。
つまり、うつ、メンタル不調は、「心」が作り出しているものではない、のです。あなたの「身体」が作り出しているのです。
この非常識な真実をあなたは受け入れることができますか?
脳科学的には、これが真実なのです。
心が作り出している、という考え方が正しいなら、もっとうつ、メンタル不調は減っているはずです。それを前提とする、うつ、メンタル対策は、ものすごくたくさん世の中にあるからです。
減るどころか、うつ、メンタル不調はどんどん増えているのではありませんか?
「身体」が作り出していると考え、行っている私たちのセラピーでは、某上場企業では、初回うつ休職者の再発率が3年半0%と言う結果に貢献したのです。
この事実をどう考えるかは、あなた次第です。いつも時代でも、行き詰まった時、非常識と呼ばれる考え方が突破口を開いてきたのです。
昔、天動説が主流だった世の中で、地動説を唱えたガリレオは処刑にかけられました。
しかし、処刑の現場でも、彼は「それでも地球は回っている」と言ったそうです。
ある意味、身体がうつ、メンタル不調を作っている、と言う考え方は、当時のガリレオのようなものかもしれません。
しかし、くどいようですが、どう考えるかはあなた次第なのです。
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この記事を書いた人
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。