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先日、快眠美人で夏を乗り切ろう!というテーマでお話してきました。
参加者の方が50歳以上の方がほとんどでしたので、お悩みの内容も30代の方とは異なります。
質問コーナーでは、事前に質問を書いていただき関心の高さが伝わってきました。皆様、よりよい快眠・健康のために情報収集をし、試したいと思ったことはすぐにスタートされていて自分も日々活動的に過ごしたいと改めて考えさせられました。

スタンフォード大学のOhayonらの研究によると

<成人後の睡眠時間の変化>
1) 睡眠時間は10年ごとに10分ずつ短縮する。
2) 夜間の中途覚醒時間は10年ごとに10分ずつ増加する。
3) 睡眠時間に占める深い睡眠の割合は10年ごとに2%ほど減少する。
ということが分かっています。

Webナショジオ 睡眠の都市伝説を斬る(→こちら)により。

歳を重ねるごとに、深い睡眠の割合が減っていくことは病気ではなく生理現象であることを受け入れつつ、日々の生活習慣を見直してみましょう。

60歳頃になると覚醒を維持する機能が低下するため、夕方早い時間に眠気を感じやすくなります。夕方に眠くなって夜眠れない方は、昼間に20分程度のお昼寝を取り入れ、眠くなる時間帯に外出の予定を入れるなどしてなるべく23:00-6:00ぐらいの間にコンパクトに深く眠れるように活動時間を変えてみましょう!

この記事を書いた人

塚島 早紀子(つかしま さきこ)

快眠プランナー、上級睡眠健康指導士。楽しい睡眠をテーマにした「pleasantsleep.jp」を開設。執筆、講演、メディア出演などを通じで楽しく取り入れられる快眠レシピを発信中。