扁桃体を安定させるとどうなるかと言うと、まず、情動が安定しますから、落ち着いてきます。
そして、こんな自分でいいんだな、と思えるようになるのです。そうすると、周りの期待に過剰に応えようとしなくなり、できる範囲で仕事をするようになるので、仕事が安定するのです。
自閉症スペクトラムや注意欠陥多動の人は、私もそうでしたが、自分はダメだと思ってるので、周囲の期待に過剰に応えようとして、パニックをおこし、失敗を重ね、そんな自分に腹を立て、自分はダメだ、と落ち込むことが多いのです。
大体は、扁桃体が過剰に興奮しているので、周囲の期待に応えようとする、と言うところが原因です。
扁桃体は周りの顔表情や声などに敏感に反応するからです。
扁桃体が安定すると、あるがままの自分でいいんだなと思えるようになるため、自閉症スペクトラムの方は、一人が好きな自分を肯定できるようになり、ひとつのことに打ち込むような仕事を見つけ、幸せになっていくのです。
注意欠陥多動症の方は、私がそうですが、扁桃体が安定すると、周囲に期待に過剰に応えようとする自分がなくなり、注意力が散漫な自分を肯定できるようになって、ある意味、発想がとぶ=発想力が豊かな自分を生かして、仕事をするようになるのです。
自営業や営業、企画の仕事などに向いているのです。だから私は自営業をしていますが、発想力が豊かなので、向いているのです。
注意力が散漫なので、部屋がすぐに散らかるのですが(笑)
発明王エジソンは、注意欠陥多動症だったと言われていますね。
彼は1000個以上の発明の特許を取ったそうですが、1万個以上の中途半端のやりかけの実験があったそうです。
気が散るタイプなのです。
でも扁桃体を安定させて、合う仕事に就くと、幸せになっていくのです。
幸せになるから、うつ、メンタル不調は解決していくのですね。
エジソンの場合は、彼は小学校の先生に「頭が腐っている」と言われたそうですが、母親は彼の才能を信じていたそうです。
つまり、母親は彼に笑顔を向けていた。つまり、彼の扁桃体は母親の笑顔の表情によって安定を保っていたことがわかります。
ストレスがあるから、発達しょうがい的な症状が出て、うつ、メンタル不調になっている。
そういう考え方であなた自身をもう一度振り返ってみてみませんか。
あなたの扁桃体が安定化すれば、あなたのうつ、メンタル不調を作っている、不安恐怖などのストレス感情は消えていき、あなたのうつ、メンタル不調も解決していくのです。
イメージを活用した心理療法を実践して、某上場企業では、初回うつ休職者の再休職率が3年半0%という結果に貢献したのです。そしてこの企業の産業医は論文発表しています。
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この記事を書いた人
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。