良く知られているものに、アダルトチルドレンと言うものがあります。クリントン大領領がその昔、「自分もアダルトチルドレンだった」と発言して、私は「へ~、大統領自らがこういうことを言うんだ」と思ったことを覚えています。
今ではアダルトチルドレンと言うと、親に影響を受けたトラウマティックなパーソナリティのことを意味するなど、かなり広い意味で親からの悪影響を意味する言葉になって知られるようになりました。
一般的な心理学、カウンセリングでは親との間で受けた、トラウマティックな記憶が今の自分に影響を受けている、と考えています。
しかし、脳科学の視点で言うと、アダルトチルドレンを作り出すものは、敏感な身体感覚です。
敏感な身体感覚があるからこそ、親との出来事でたくさん傷つき、そしてそれを記憶してしまうのです。
身体感覚とは、潜在意識を表します。
あなたはこんな経験はありませんか? この人と会っていると、なぜか、顔がこわばる、とか、肩がこるとか、胸が圧迫する感覚を受けるとか。
以前、首が左の方に曲がったまま戻らなくなった私がいて、いろいろセルフセラピーをやっていたら、当時の職場で上司が大の苦手だったことが分かったのです。
その上司は、私の右手に座っていたのです。
身体は、自分が気づかなくても、無意識レベルで反応するのです。
無意識レベルで敏感な感受性を持っているので、ちょっとした相手の信号に反応する、のです。だから体は潜在意識を表しているのです。
敏感すぎる身体感覚を持っている人ほど、相手のちょっとした信号に反応する。つまり、アダルトチルドレンとは、あなたの敏感すぎる身体感覚を安定化することで改善できるのです。
身体感覚は、脳の感情の発電装置である、扁桃体に敏感な刺激を送りますので、身体感覚とは扁桃体感覚を意味しているという事でもあるのです。
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この記事を書いた人

日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。