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夫婦問題のカウンセリングを行う筆者のもとには、子どもをめぐるトラブル相談も少なくありません。未成年の子がいる場合の離婚には、どんな注意点が必要なのでしょうか。離婚の際の取り決めを、挙げてみます。

離婚のとき、未成年の子に関する権利と義務

・「親権」
親が子どもに関して持つ権利・義務のこと。親権者は、子どもの生活や教育に関する権利・義務や、財産に関する権利・義務を持ち、子の法廷代理人になります。離婚届には親権者を記載する欄があり、記載がなければ離婚は認められません。

・「監護権」
子どもの監護・教育する権利で、親権の一部です。監護者を親権者が兼ねる場合が多いのですが、別にすることも可能。親権を・・・

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この記事を書いた人

渡辺 里佳(夫婦関係・離婚カウンセラー)

夫婦問題カウンセラー。2011年「離婚カウンセラー」資格を取得。(NPO法人日本家族問題相談連盟認定)。自らの結婚、離婚、シングルマザーの経験を活かし、「誰にも相談できない」と孤立しがちな夫婦問題に関するカウンセリングを行っている。目標を「あなたが幸せになること」と定め、客観的・長期的・俯瞰的視点で、誠意と愛情をもってサポートしている。

【渡辺里佳】https://www.voicemarche.jp/advisers/12

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