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ヨガは動きの中で行う瞑想です。ポーズの実践を通して、マインドフルネスの感覚を養うことができます。

前回(「マインドフルネスとヨガ」)のコラムでは、「マットの上で、様々な身体感覚や生理反応を見守る練習をすることで、日常生活でも不快な身体感覚、感情が訪れたときにも、気づきと心の平静さを保ちながら、「柔の心」で受け流すことができるようになる」ということをお伝えしました。

今日はこのことを詳しくお伝えします。

 

一般的なヨガの効果とは?

ヨガを始めるきっかけは実に様々ですが、最初の動機は、腰痛や肩こり、ダイエットなどで始められる方が多いようです。ヨガをはじめて数ヶ月で、

「呼吸が楽になった!」

「体のコリが歪みが改善された!」

といった喜びの声を耳にします。さらに続けていくうちに、ヨガのもたらすメンタル調整効果の高さに驚かれたりします。

「未来や過去のことをあれこれ考えていたところから、何もしないで「今、ここ」にくつろぐ時間が増えた!」

「それまで怒っていた状況で怒らなくなった!」

といったような声も聞きます。

それは、体や呼吸が楽になったことに加え、身体と心に対する気づき(アウェアネス)が高まったことにより、日常生活でも、自分の感情を調整する力(EQ)が高まったからだと思います。

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ヨガで呼吸を観察することが大切な理由とは?

ところで、ヨガでは呼吸を観察することが大切とされますが、それはなぜでしょうか?その理由を二つあげます。

その1:呼吸は「今、ここ」にある感覚だから

それは、呼吸は「今、ここ」にある感覚だからです。生まれるときに、最初の一息を吸って、最後の一息を吐ききって死ぬまで、私たちの呼吸は繰り返されています。どこへ行っても、何をしていても、呼吸をし忘れることはありません。

だから、呼吸に集中できるようになれば、24時間、365日、日常生活のすべてに応用ができるのです。

その2:自分の心(思考や感情)に気づきやすくなる

「呼吸」に気づく力が高まると、自分の心(思考や感情)に気づきやすくなるからです。「呼吸」に対する気づきが高まると、「心」に対する気づきが高まるといっても過言ではありません。

私たちの「呼吸」と「心」はつながっています。

例えば、怒っているとき、「呼吸」のペースも早くなります。
逆に、心が穏やかなとき、「呼吸」のペースもゆっくりしています。

つまり、「心」の振る舞いにあわせて私たちの「呼吸」は変化しているのです。私たちの心(思考や感情)は目に見えません。ですが、呼吸の変化、身体感覚(生理反応)を通して、心の状態に気づくことができます。

例えば、怒りの感情が湧くときは、交感神経が優位になり首や肩の筋肉が緊張し、呼吸が浅くなり、血管の収縮などが起こります。怒りの感情と、これらの身体感覚を切り離すことはできません。

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身体の声を聞いて、心の声を聞く

ヨガの練習を通して、呼吸や体を感じるセンサーを高めることは、自分の心の声を聴く力を高めることにつながると言えます。マットの上で息が詰まっていることに気づけるようになると、日常生活でも、息が詰まっていることに気づけるようになります。

マットの上で首の緊張に気づけるようになると、日常生活でも、首の緊張に気づけるようになるというわけです。

最初にお伝えした、

「未来や過去のことをあれこれ考えていたところから、何もしないで「今、ここ」にくつろぐ時間が増えた!」

「それまで怒っていた状況で怒らなくなった!」

といった変化が起こるのは、身体の声が聞けるようになったことで、(=呼吸や身体に気づく力が高まったことで、)自分の心に気づきやすくなったからです。

自分の感情を調整する力(EQ)が高まると、さらに内なる直感、ワクワクやインスピレーションを受け取りやすくなります。

ヨガの実践を通して、マンドフルに観察し、呼吸の状態や体の感覚に気づく力が養われてきたら、日常生活にもその感覚を広げていきましょう。
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googleやゴールドマン・サックスなどの一流企業が続々導入し、アメリカでは一般市民レベルで大きな飛躍を見せている「マインドフルネス」。
一過性のブームではなく、現代人老若男女問わず必要とされるものとして認知されています。
科学的にもその効果が証明されており、ますます今後広がっていくと考えられます。
ヨガプラスはマインドフルムーブメントにフォーカスしたクラスを行うヨガ専門スタジオです。

ヨガプラス HP:yoga-plus.jp

<ライター>

吉田 昌生P1040830

ヨガ・瞑想講師 YOGA BEING真鶴代表
日本ヨーガ瞑想協会講師

23歳のころ精神的にバランスを崩し瞑想に出逢う。瞑想がもたらすメンタル調整効果に感動し、ヨガ・瞑想講師の道を志す。以降、インドをはじめ世界35カ国以上を巡り、様々なスタイルの瞑想、ヨガ、心理学を学び実践する。

2014年:YOGA BEING真鶴を設立し、神奈川を中心に、ヨガ・瞑想の普及に努める。
「マインドフルネス」をべースにしたヨガクラスを指導。

2015年1月:「一日10分で自分を浄化する方法 マインドフルネス瞑想入門」(WAVE出版)出版

現在、メルマガ等で「マインドフルネス瞑想」についての情報を配信中。ヨガクラスの他にも、企業向けの研修、瞑想の個人セッションを提供している。全米ヨガアライアンス200時間指導者トレーニング修了。

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吉田昌生公式ホームページ

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