先日、セルフセラピーをしていた時、こんなイメージが見えました。
それは数百年前のイメージで、自分は囚われの身として処刑されようとしている。
しかし目の前で年老いた女性がいて、この人も処刑されようとしている。
この人は、自分の母なのですが、なぜ、母が処刑されようとしているのか。
実は、自分自身が犯した罪により、母が自らの命を捨ててわが子を救おうとしている場面なのです。
息子は出世欲のため、他人を抹殺する工作をしたのですが、この汚さがばれ、罪に問われているのです。
瞬間的にこの理由がわかった時、なぜか涙が出て止まりませんでした。
私には昔から、他人を蹴落としてまで自分自身の要求を満たそうとする衝動があったのですが、それは先祖から続くパターンであり、同時にそんな自分に生き方を修正させようとする愛情深いメッセージが先祖から伝わってきていることがわかったからです。
こういうイメージは、実は簡単に出てきます。
ベッドに横たわって催眠をかけて、みたいな大袈裟のことをする必要はありません。ある一定の方法で、5,6分のイメージワークをすると瞬間的に出てきます。
ただポイントは、こういうものを出したからと言って自分が変わるというものではありません。自分自身に受け取る準備がないと、出てきてもふ~ん、おもしろ~い、で終わってしまいます。
受け取る準備とは、扁桃体の情動を安定させるというイメージワークを十分に行った後、でこういうことを行うということなのです。
実は、扁桃体をしっかり鎮静化させれば、先祖代々からのマイナスイメージを相当排除することができるのですね。
扁桃体が安定していないと、先祖イメージを出して気づきが起きても今の強いストレスや感情の混乱は止まらないので、意味ないのです。
先ほどの息子は、目のまえで母親が処刑されることを目撃します。彼の扁桃体は、その母の最期を見て大興奮しますよね。
このイメージは彼の脳裏に焼付きます。するといつも彼の母の最期の顔を思い出すので、彼の扁桃体は常にマイナス感情を発生させ、そのことで彼の表情は暗くなり、彼の子孫は親のそういう暗い表情を見て育つので、その子の扁桃体もネガティブに反応します。
こうして先祖代々、連鎖していくのです。
だれもがこういう扁桃体興奮による負の連鎖パターンをもっているのです。
こういうイメージワークが必要ない人もいます。なくても解決すればよいのですから。
でも、人によっては自分自身はどんなパターンに支配されていたのかに気づくことで変わる人もいるのです。
つたわりますか?
いろいろなヒーリングやカウンセリングを受けても、うつ、メンタル不調、生きにくさが変わらないとしたら、それは自分に染みついているパターンに気が付いていないのです。
扁桃体を鎮静化して、うつやメンタルヘルス不調を約20時間前後で解決する事例をたくさん出している脳科学メンタルセラピーセッションで、最後までしっかり解決していきたいと本気で思われた方はまずは無料体験セッションをどうぞ。⇒こちら
************************************************************
■このたび9/14に私のメンタル本が出版されることになりました。
「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」 出版社・秀和システム
うつ状態に陥っていた私が復活できたセルフセラピー法をシンプルにして、皆さんでもできるテクニックを解説している本です。関心ある方はどうぞ。
この記事を書いた人
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。