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COCOLOLOをご覧のみなさま、こんばんは。
整理収納アドバイザーの吉居しおりです。

今回は、もう使うことはないけれど、なかなか手放すことができない思い出の入ったモノたちについて考えてみたいと思います。

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人から見たらただの1つのモノ。しかし、そこに自分にとって大切なストーリーがあったら、それ自体がアルバムのような存在で、思い出を捨ててしまうような気分になるから手放せないのかもしれません。

そんな状況で起きているジレンマは発想を変えてみましょう。困っている原因は「使わないけど捨てられない」からです。それを「使うから捨てる必要がない」状態にするのです。

これは、このコラムを読んでくださっている方からいただいた声なのですが、リメイクして別のモノに生まれ変わらせるというものです。例えば、皮革バッグを手帳カバーやコインケースに作り替えることができるそうです。インターネットで検索してみると、プロの職人さんが引き受けてくれるようなので、ご興味がありましたら、検索してみてください。革細工をされている方でしたら、自分で作る楽しみもありますね。

洋服や一部を引っかけたり、ファスナーが壊れて使えなくなった新しいシーツなどは、カーテンやテーブルクロス、誇り除けのカバーに作り替えることもできますね。
シミができてしまったり、長さが合わなくなった着物の帯をテーブルセンターにリメイクしたり、アロハシャツにリメイクするなんてこともできるようです。私の場合は、お手軽に挑戦できることだけですが、布はほこり除けのカバーにしたり、長毛種の犬を飼っていますので、汚れ防止(軽減)用の服に作り替えたりして、作業そのものを楽しんでいます。

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形を変えることで、新しい役目が生まれ、また自分の元で活躍することができたら、モノに対するストレスも減って、とても素晴らしいことだと思います。

なにも捨てることに躍起にならなくでも最後まで使い切ることができたら、それが一番モノを大切にしているということではないでしょうか。

思考を柔軟にしておくことは、体の巡りをよくするとともに、モノの循環も良くなるということですね。

私のコラムは今回が最終回となりました。
全10回でお届けしましたお片付けコラムが少しでも皆様のお役に立てたとしたら大変嬉しいです。

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巡りの良い思考と必要なモノで整った部屋で新しい年を迎えましょう!
お付き合いいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

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吉居しおり(整理収納アドバイザー・メディカルアロマセルフケア講師)

子どもがいても、犬がいてもスッキリ快適に過ごすためのアイデアを発信していきます。片付けがゴールにならない方法をご提案します。ブログは気まぐれ更新です。⇒こちら