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うつ、メンタル不調、生きにくさが「依存心の強さ」から生み出される、2つ目の観点は、お医者さんとの付き合い方に特徴的に現れます。

今は、「うつは心の風邪ですよ」という言葉とか、ちょっと何かあったらすぐ、お医者さんに行きましょう、とうようなテレビコマーシャルやメディア宣伝をバンバン行っているせいか、生きにくさを抱えると、すぐお医者さんに行く人が増えています。

それで、そこで、お医者さんが出す薬に「頼りっぱなし」になるのです。依存してしまう、のです。

うつ、メンタル不調、生きにくさは、はそもそも、前回説明したように、周りの目を気にしすぎる私たち自身の、依存心の強い、感受性が敏感すぎる問題から来ています。

ですので、その自分自身の課題にきちんと向き合い、これを克服する、解決する、という毅然とした姿勢が非常に重要になるのですが、お医者さんのところに行く方の多くは、お医者さんに依存してしまうかもしれません。

「おねがいです。治してください」

となってしまうので、言われたとおりに、受け身のままでおまかせになってしまう。

そして、何年もお医者さんに通っていて、改善しない。こういう方々が非常に多いかもしれません。

私も似たような経験をしてきましたから、良くわかります。

どこかで気づくことが大事なのです。自分自身の、そもそも周りの目を非常に気にして、自分の周りへの依存心の強さが、うつ、メンタル不調、生きくさを作り出してしまっているのだと。

「お医者さんが治してくれるのではないのです。自分の感じ方のクセを治す主体は自分なのです。」

そして、これを変える、と決めること、つまり相手に依存した状態をやめると決意する事が、その状態を脱する第一歩になるのだということを理解することが重要です。

やり方はわからないかもしれませんが、それでもまず決意するのが第一歩です。

そして、決意したら次に依存心は扁桃体の興奮から作られることを理解することが重要です。扁桃体は、勝手にあなたの意思に関係なく、相手の表情に反応して不安や恐怖を生み出してしまうから。

この扁桃体の敏感すぎる感受性を鎮静化させると、あなたは、周りの顔色をそれほど気にすることがなくなり、依存心は消え、うつ、メンタル不調、生きにくさは、消えていくのです。

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この記事を書いた人

mr.yamamoto
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)

顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。

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