自覚のない冷え性の増加
本来、手足の冷えに自覚のある方は、手袋や靴下、下着等で保温しますが、近年“自覚のない冷え性”増加しています。
冬でも生野菜を食べ、冷たいドリンクを飲み、半袖、ミニスカートでいるような方はエアコンの普及により、夏に充分発汗せず、冬に毛穴を閉じる等の体温調節機能が麻痺し体や内臓が冷えていることを実感できないようです。
生理不順、不妊症、手足のむくみ、肩こり、便秘等がある方は、寒さを感じていなくても“冬の養生法”を心がけて体を温めることが必要です。
東洋における【冬の養生法】
●早寝・遅起きを心がける
∟冬は夜更しをせず、充分な睡眠をとって無理して早起きをしないでください。
気温が低い朝は慌てて飛び起きず、布団の中で軽く背伸びをしてから起きましょう。
●首・手・足は冷やさない
∟マフラー、手袋、靴下を活用し、体温が逃げないように保温しましょう。
●運動は室内で行う
∟激しい運動は避け、無理のない程度に行いましょう。
●乾燥を避ける
∟加湿器をつけて程良い湿度を保ち、風邪を予防しましょう。
●鍋料理を活用する
∟野菜、根菜類をたっぷり入れ、よく煮込んで生姜・唐辛子を程よく効かせた鍋は消化も良いです。
鍋料理で体を芯から温めましょう。
●黒い食材は、“冷え”に良い
∟黒い色をした食材(黒ごま、黒豆、黒米、昆布、わかめ、なまこ他)は体を温め、血行を促します。体力を補い、老廃物の排泄を促して全身の代謝を高めましょう。
●体を温める食材を摂る
∟根菜類、生姜、しそ、にら、ねぎ、にんにく、うなぎ、えび、牛肉等
『月刊MOKU』連載より引用
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