もち麦で内側からヘアケアをしよう

話題のもち麦とは？

普段、白いご飯に押し麦を入れて麦ごはんとして食べている方もいらっしゃると思いますが、「もち麦」も大麦の一種ですので、押し麦と同じ仲間なのです。
どこが違うのかと言えば、押し麦は粘りが弱いので「うるち性」で、もち麦は粘りが強いので「もち性」と呼ばれています。
この理由は、押し麦はデンプン質が2種類ですが、もち麦は大半が「アミロペクチン」だけで構成されているため、βグルガンが多く含まれているからです。

もち麦は内面からヘアケア効果をサポート

もち麦には、様々な成分を含有していますが、圧倒的に多いのが白米と比較した時に20倍もの水溶性食物繊維を含んでいます。
そのため、腸内を綺麗な環境に整えられたり、βグルガンによって免疫を上げたりする効果が期待出来ます。
その上、食後の血糖値の上昇を穏やかにするので、血糖値対策にも役立ってくれます。
これだけでも、健康や美容のサポートをしてくれるのですが、人間にとって欠かせない各種ミネラル、貧血改善や、予防をする鉄分なども含有しているので、健やかな素肌となり生き生きとした髪を目指すことが出来ます。
髪に関しての悩みは様々ですが、ヘアケア製品を見直すだけではなく、根本的な食生活の改善を行うことも重要なのです。

知っておきたい効果的なもち麦の食べ方

最もオススメであるもち麦の食べ方としては、普段通り白米をといで、もち麦は「洗わず」にそのまま投入し軽く混ぜて炊きます。
換算では、白米1合に対して50グラムを目安にしましょう。
炊きあがるまでの独特の風味が気になってしまう人もいるのですが、食べる時には、気にならないと思います。
ご飯としてだけではなく、もち麦を茹でたものがあれば、和え物や、ナムルに入れたり、生野菜とサラダにしたり副菜として大活躍します。
人気のスムージーにも、一手間加えるだけでも効率よく摂れるようになります。
1日3食必ずしも全てもち麦入りごはんにする必要はありません。
義務感で食べなければならないとなってしまい飽きが来てしまいます。
副菜などと相性が良い特徴もあるので、アレンジを気軽に行うことによって長続きして食べられるようになります。
是非、この記事を参考に普段の食生活の中に「もち麦」を取り入れてみてください。