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先日、小学校の保護者様向けの講演を担当してきました。

中学校受験をされるお子様も多く、6割のお子様が22:00以降の就寝時間でした。
宿題、習い事、塾、遊び、テレビ、ゲームなどやりたいことはたくさんあって、小学生の睡眠不足は深刻です。

睡眠不足の子どもは・・・

・脳の海馬が小さい(東北大学の調査)
・イライラする、大声をあげたいと訴える
・朝学校に行きたくない
・便秘
・体温異常

という調査結果が報告されています。

2015 年1 月米国睡眠財団(National Sleep Foundation)は、6~13歳の推奨睡眠時間は、9~11時間としています。

22時以降の就寝になる原因

・ご両親の帰宅が遅い
・ママとお風呂に入って1日の出来事を話したい
・塾が終わったら復習をさせたい
・ご主人が帰宅する音で子供が起きてしまう

など様々なご意見もありました。
最後に「明日からできること」をチームに分かれて発表していただきました。

21:00には就寝を目指してママだけではなく家族全員で早寝・早起きを実践していただきたいです。(最低22時を過ぎない努力をお願いしたいです。)

・タブレットやゲームをベッドルームに持ち込まない(ご両親も)
・16:00以降に仮眠をしない
・ご主人にお子様のお風呂や食事のかたずけや準備を協力してもらう
・19:00以降の遅い帰宅の場合は、帰宅してからは子供と遊ばず、朝触れ合う時間をつくる

就寝時間の目標達成できた日にカレンダーに○をつけてもらうなどして、結果を家族みんなで喜べるとよいと思います。

この記事を書いた人

塚島 早紀子(つかしま さきこ)

快眠プランナー、上級睡眠健康指導士。楽しい睡眠をテーマにした「pleasantsleep.jp」を開設。執筆、講演、メディア出演などを通じで楽しく取り入れられる快眠レシピを発信中。