先日、お医者さんで「薬をつかわないで、うつを解決する」と言っている方がいたので、どんなことするのかなと思ってちょっと調べてみました。
TMSという機器を使っておこなうものでした。
磁気を出す機器で、前頭前野部の血流を向上させ、前頭前野部を機能強化することで扁桃体の興奮を鎮める、というやり方をするようでした。
うつは、前頭前野部の血流ダウンをしますから、ここの血流量を上げようというのは一理あると思います。
いわゆる考える脳=前頭前野部の力を向上させることで、感情の脳である扁桃体興奮を抑え込もうというようなものではないかと思います。
私の個人的な意見としては、この効果については受ける方が自分自身で判断するとよいのではないでしょうか。
というのは扁桃体にダイレクトに働きかけている手法ではないので、受ける方自身が自分自身で判断するとよい思います。
扁桃体興奮とは、イメージの力でダイレクトに働きかけて鎮静化することができます。そしてそのうえであるがままの自分自身の生き方をきちんと作り上げれば再発を防ぐことができます。
周りの目に影響されずあるがままの自分の生き方を作り上げることが出きればです。
あるがままの自分の気持ちを表現すれば、と言うことと同じです。
でも、これには自分自身が今までの自分自身の生き方、周りの目を気にして自分自身を見失ってきた、そんな情けない自分自身と決別するという、自分自身を自分で変える!という自分自身の主体的な力が必要なのです。
そして、うつ、メンタル不調は「今までの自分自身の生き方、働き方を変えるように」という重要なメッセージを教えてくれるものです。
私の場合、自分自身に湧き起ってくる、わけのわからない不安、こわさに悩まされてきましたが、セルフセラピーをやってあるとき、ふとひらめきが起きました。
それは、「自分自身が無理なく、楽しめる範囲で仕事をやっていけばよい」ということです。
続きは後編で!
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この記事を書いた人
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。