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このテーマ2回目の今日は、「投資をすると決める」についてお話しします。

うつ、メンタルの問題はいつか必ず解決します。本人があきらめなければ、です。

私も中学時代に対人恐怖になって、その後、実に様々なことをやってきまして30代中盤にここで紹介している心理療法に出合い、解決したわけです。

出会うまでに時間はかかりましたが、結局出会ってから短時間で解決したわけです。

自分への投資とは、一つは時間の投資、もう一つはお金の投資です。

私は薬物によるうつ、メンタル対策は、受ける側がすべてお医者さんにお任せするという態度では、いつまでたってもよい結果は出ないのではないかと思っています。

なぜなら、誤解を恐れずに言えば、ある意味ラク、だからです。

お医者さんに依存していればよいし、保険を使うのでお金を安いし、と言う意味です。

うつ、メンタルの問題は自分自身のパーソナリティと向き合って、課題を解決すれ場解決する問題なのですが、薬はそれをしなくてよいからです。

でも、本当にしんどい時もあるでしょう。だから否定はしませんが、しかし、一方で自分の中で、自分自身の問題と向き合う、と決めなければいつまでたってもそのある意味、ラクな世界にどっぷりと依存し続けてしまう危険性があるのです。

先日、厚労省がこんな発表をしました。
「うつ病や不眠症、てんかんの患者に処方される睡眠薬や、抗不安薬、抗てんかん薬に含まれる44成分について、認められた容量の範囲であっても、長期間、継続的に投与されると、薬物依存の副作用が生じる恐れがある。漫然とした継続投与による長期使用を避けること」(yahoo ニュース 3/22)
と呼びかけたのです。

まさにこのことです。薬による対処法は、急性期に使うにとどめる、と受ける側が自覚をもって対処しないと、いつか薬物依存になってしまう可能性があると、政府が認めたのです。

じゃあどうすればよいのか。自分自身のパーソナリティの課題を向き合い、解決する、と決めることなのです。時間の投資、自分のエネルギーの投資、お金の投資をする、と決めることです。

お金と言うと、よく、お金がないから、と言う人がいます。私は自分自身の体験から、お金についてはこう考えています。

まず、私自身、15歳から約20年間悩んできたわけですが、この間、金銭換算すると、いったいどのくらいの損失があったのか、ということを私は考えました。

なかったとしたらもっと稼げたはずです。
対人恐怖と言うことは、人を避ける、人と深く付き合うことを避ける、と言うことですから、仕事をするうえで成果が出るわけがないです。

この損失がどのくらいあったのかと考えたわけです。そして、当時、まだ引退するまでには20年以上ありましたから、その期間、今と同じような状態が続いたらいったいどのくらい稼げないことになるのか、と。続きは後編で。

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■2017年6月25日に日本産業カウンセラー協会神奈川支部総会で13時~14時45分まで講演することになりました。テーマは「脳科学心理療法のご紹介」。ご興味ある方はどうぞいらしてください。申し込み詳細は以下のHP http://kanagawa-c.jp/ トップページの一番い上の大きなバナーをクリック。

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この記事を書いた人

mr.yamamoto
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)

顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。

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