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タバコが人体に有害であることは多くの研究から実証されています。
特に非喫煙者に比べると肺ガンのリスクが跳ね上がることは有名です。そのため世界規模で禁煙ブームとなっているのが現状で、日本も喫煙率は年々低下傾向にあります。
じつはタバコは、薄毛の原因にもなることが近年の研究で明らかになりました。その原因は喫煙習慣による男性ホルモンの増加にあるようです。

喫煙と男性ホルモンの関係

喫煙の習慣は男性ホルモンの分泌を促進することがわかっています。喫煙習慣が年単位に及ぶと、非喫煙者に比べて男性ホルモンの分泌量は2~3割も増加するという統計があります。
男性ホルモンというホルモンは存在せず、男性ホルモンとは男性に多く分泌されるホルモンの総称です。男性と女性は成人後に身体つきの差が顕著になります。男性が男性らしい身体つきなのは、男性ホルモンの分泌が女性と比べて多いからに他なりません。

タバコの影響により薄毛がおこるメカニズム

男性ホルモンの1つに【テストステロン】があります。このテストステロンが体内の酵素である【5aリクターゼ】と合成されることで【ジヒドロテストステロン】という物質となり、髪の成長を妨げます。
その結果、髪は未発達の状態で抜け落ちます。これが薄毛の原因です。
薄毛の原因となるテストステロンは主要な男性ホルモンの1つのため、男性が女性と比べて薄毛になりやすいのはある程度仕方のないことです。
しかし喫煙が結果としてテストステロンの分泌を促し、薄毛の原因となってしまうというわけです。
これは女性の喫煙でも同じことが起こるため、喫煙は男女問わず、薄毛の原因になります。

タバコによる血行不良も薄毛の原因に

タバコは有害物質を多く含み、血行不良の原因になることも指摘されています。
血行不良は髪の健康に悪影響を与えます。
血液は血管を通して身体中に栄養を届ける役割があります。
髪は血管から頭皮に届いた血液の栄養によって髪を生成します。血行不良では頭皮に充分な栄養が届かなくなり、髪を生成するための栄養が不足します。
結果として栄養が不十分な髪となるため抜け落ちやすく、薄毛の原因になるということです。
以上のようにタバコは薄毛につながる要因を複数備えた、薄毛の原因となる習慣といえます。
薄毛を予防したい方は、タバコを控えたほうが良いかもしれません。

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