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薄毛の原因として考えられるものはいくつもあります。
しかし、なかなか全ての原因を突き止めることは出来ません。
今回は、可能性としてよく挙げられている「遺伝」「血行不良」「生活習慣」「栄養不足」に焦点を当てて、詳しくご紹介します。

遺伝

体質的に薄毛になりやすい場合があり、特に男性に多いAGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンに対して頭皮に「レセプター」という受容体がどこにあるのかで、ある程度遺伝だということが決まってしまうと言われています。
レセプターがあると、生え際や頭頂部などが薄くなっていくというパターンがあるそうです。
最近では、専門のクリニックや病院で男性ホルモンを抑制する薬もあり、効きやすい方には効果があるようですが、人によっては副作用も出るそうなので、薬を飲むのを辞めるという方も多いようです。
またDNA検査というもので遺伝的なものなのか、薬が効きやすいのかを調べることが出来ます。
さらに男性ホルモンは、ストレスにより分泌量が増えることもあるので、適度な運動や、頭皮をほぐしてリラックスさせることも大事なのです。

血行不良

血行不良による薄毛は、体質遺伝という意味では遺伝も関係する部分もあるかもしれませんが、肩コリ・首のコリ・目の疲れ・冷え性・ストレス・睡眠不足などにより血行が悪くなることで、毛細血管を通じて髪の細胞を作る活動が弱くなり起こると言われています。
髪のヘアサイクルの中で、成長期と呼ばれる髪の伸びる期間は、男性は3~5年、女性で4~6年と言われています。
正常に髪が育って抜けるには、血流を良くして髪への栄養が届きやすい状況にしてあげることが大切です。
育毛剤には必ず血行を良くする成分が入っています。
使用量や付ける頻度をしっかり守っていくことで効果が期待出来ます。
ご自身の体質などを知った上で、頭皮に合ったものを活用することをオススメします。
頭皮の状態も季節の変化などで変わることもありますので、定期的に頭皮のチェックをしてあげるようにしましょう。

生活習慣

意外と見過ごしてしまいがちな生活習慣。なぜ不規則だと良くないのでしょうか。
髪を作るのに良い時間帯と言われているのが、午後22時~午前2時までの間と言われています。
成長ホルモンが分泌されることによって、頭皮の皮膚の再生であったり、髪が育てるために必要な指令を出してくれています。
遅い時間の睡眠サイクルの方は、そういったホルモンのアンバランスによって抜け毛を招いている可能性があります。
忙しい方ほどなかなか変えることが難しい生活習慣ですが、髪や頭皮にとっては、長い目で見ると大事なことだということを覚えておきましょう。

栄養不足

食事の栄養バランスは、当然のことですが健康な体を作るためにも必要なことです。
髪の毛と爪は栄養分が余ったもので作られているとも言われています。
爪が割れやすくなっていたり、髪が切れ毛になりやすく艶が無くなってしまったなどの症状が現われた時には注意が必要です。
特に育毛に必要な栄養素は、タンパク質・亜鉛・ビタミンB6・ビタミンB12と言われています。
血流を良くして髪が成長するようにバランス良く栄養を摂取するようにして下さい。
このように薄毛の原因は沢山ありますので、髪だけではなく健康のことも考えて、まずは生活習慣から改善していくようにしてみましょう!

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