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ある調査では、10時以降に眠っている子どもの割合5~6歳で25%もいるそうです。

ちょっとびっくりしました。
しかし、子どもの睡眠についての下記の調査データを見ると、子どもの睡眠時間は乳児・幼児のころからしっかりと確保してあげなくては!と思います。

<調査データ>
・東北大学調査5歳~18歳の290人の調査によると睡眠時間の少ない子供は記憶をつかさどる海馬の大きさが小さい。将来的にアルツハイマー病などのリスクが高まる
・東京都調査の調査によると、高校を中退した生徒の理由は上位は生活リズムの乱れ、遅刻欠席

塾や習い事、テレビ、YouTubeなどやりたいことがたくさんあるのが現状のようです。ただ、睡眠時間が不足している子どもは保健室によく行くようになったり、イライラしてお友達とけんかしたりする子もいるそうです。
ママやパパも忙しいかと思いますが、「時間がないし、仕方ない」じゃすまされないこともあるかもしれません。

ちなみに・・・我が家の寝る前のルールは、
1、(夕飯を食べて、歯磨きをして)お風呂に入る前に部屋を薄暗くします。
➡ 子どもの目の水晶体は澄んでいているため大人よりも光の影響をうけやすいと言われています。また、部屋を暗くすることでそろそろ寝る時間という合図になります。

2、お風呂からあがったら、お水を飲んで部屋を身体をふいてクリームをぬります。そして「絵本を2冊選んでお布団に入って」と伝えています。
➡遊びだすこともありますが、「じゃ、ママが絵本を選ぼう」と伝えると「じぶんも」と選んでくれます。絵本を読んで少し気持ちが落ちつかせてクールダウンさせます。

3、今日の楽しかったことを話しながら、「あなたがだいじ」とぎゅーとしたり、頭をなでてあげると子どもも安心してうとうととしてきます。
➡ 会話・抱きしめる、頭をなでることで、脳から幸せホルモンの「オキシトシン」が分泌されて心を落ち着かせる効果があるそうです。パパやママの声を聞くと安心するのでしょうね。
そして、私も一緒に寝ます。私は4時に起きていますが、思い切って寝たほうが家事もスムーズに進みます。

<落ち着くポイント>

そして、うちは、タオルが大好きで、タオルをナデナデしながら寝ます。他にもガーゼが好き、耳たぶを触るのが好き、髪の毛を触るのが好きなど子どもによってほっとするポイントが違うみたいですね。

いずれは1人で寝るようになると思うのでその前に、就寝時間のルールや眠ることの大切さを伝えてあげることが大人になってもその人の生活のベースになると思います。

すーっと深い睡眠に入っていくためには、この習慣をまいにちコツコツ積み重ねることが大切だと感じています。そのおかげか、20時~20時半までに就寝し、6時~6時半までぐっすり眠ってくれます。

そして、3つのポイントをしっかり守ることで体内リズム・体温リズムを正常な状態にキープして子どもの心と身体の成長につながりますよ。
1、朝は、お休みの日も8時までに起きて朝食をしっかり食べる
2、昼は太陽の光を浴びて元気に遊ぶ
3、夜はほの暗い部屋でゆったりすごし遅くとも9時までに就寝する

あたりまえのようでなかなか守るのが難しいですよね。でも、可能な限り、 パパ・ママも就寝前の貴重な時間を楽しみましょう!

この記事を書いた人

塚島 早紀子(つかしま さきこ)

快眠プランナー、上級睡眠健康指導士。楽しい睡眠をテーマにした「pleasantsleep.jp」を開設。執筆、講演、メディア出演などを通じで楽しく取り入れられる快眠レシピを発信中。