自律神経とは「交感神経」と「副交感神経」のバランスです。
人間は常に交感神経と副交感神経のどちらかが優位な状態であり、そのバランスがしっかりしていることで生活のリズムも安定し、健全な状態を保てます。
逆に自律神経のバランスが不安定になってしまうと睡眠不足や新陳代謝の低下など、多くのデメリットが生じます。特にストレスは自律神経を乱れさせる要因になることが知られています。
この自律神経は髪の健康にも影響しているようです。
自律神経は生活リズムを一定にすると安定します
自律神経は交感神経と副交感神経のバランスであり、アクティブな状態でいる時は交感神経が優位に働いており、休息状態の時は副交感神経が優位に働きます。朝起きて仕事をする時は交感神経が優位に働いている状態だと仕事も捗り、一日の仕事を終えて休息をとる時は副交感神経が優位になれば自然と寝入ることができます。
交感神経が優位な状態は一種の緊張状態であり、その緊張を緩和させるのが副交感神経の休息モードです。このため両者のバランスが大切なのです。
このような自律神経のバランスは、毎日の生活リズムを一定にすることで安定します。そのため毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝ることが自律神経を安定させるコツといえます。
自律神経が乱れると?
不規則な生活やストレスの多い生活は、自律神経を乱れさせる要因になります。自律神経が乱れる、つまり安定していないと、血圧の乱れ、突然の動悸、ホルモンバランスの乱れによる肌荒れ、血管の収縮、などの症状がおこります。
◆血管の収縮やホルモンバランスの乱れは髪に悪い影響を与える
自律神経が乱れると血管の収縮という悪影響が生じます。細い血管である毛細血管が収縮してしまうと髪にも良くない影響を与えます。頭皮周辺の血管はほとんどが毛細血管であり、毛細血管が収縮することで頭皮に充分な血液が行き渡らずに栄養不足に陥り、髪が細くなったり抜け毛の原因になったりします。
またホルモンバランスの乱れも髪に悪い影響を及ぼします。特に男性の場合は自律神経の乱れによってホルモンバランスも乱れ、男性ホルモンが過剰に分泌されると抜け毛の原因になります。
◆自律神経を安定させることが髪の健康につながる
毎日規則正しい生活をして、ストレスを溜めないようにすることで自律神経は常に安定し、ホルモンバランスや血行の良い状態を保つことができます。
このような良好な状態を保つことで頭皮の毛細血管に充分な栄養が行き渡り、髪に良い影響を与えます。
逆に不規則な生活やストレスの多い状態では髪の健康にも悪影響を与えます。
悩み過ぎると薄毛になる…という説はあながち迷信でもないようですね。
自律神経を安定させて髪も身体も健康を保ちましょう!
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