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冬になると何故運動不足になるのか?

単純に「寒いから!」と言ってしまえばそれまでですが、気温が下がることで体の血管が収縮され、皮膚も立毛筋と呼ばれる筋肉が収縮し、寒さから防ごうとする体の作用が生まれます。
それが本能的に寒さから回避したいという気持ちが生まれるメカニズムです。
そしてもう一つは、冬場に運動しても汗をかきにくいということが挙げられます。
汗をかかないと運動した満足感が得られなかったり、人によってはダイエット効果がないのではないかと思い、どうしても運動を敬遠しがちな季節です。
こういった精神的要素が冬場の運動不足を招いてしまいます。
しかし、汗はあくまでも体温調節のために発汗されているものなので、汗が出ないからといって体の代謝が悪かったり、血流の上昇効果がないというわけではありません。

運動不足が髪に与える影響とは

運動を行うことは筋力アップや心肺機能の向上だけではなく、血管を活性化させるという効果も期待できます。
運動を行うことで血液中に含まれる脂肪を減らすことができます。血中コレステロール値が下がれば、それだけ血液を流れる栄養素が臓器や各器官に流れやすい状況が生まれます。
また運動を行うことで血液が蠕動運動に似たポンプの作用が生まれ、血液を送り出す力が強くなります。
そうなると手足や髪の毛など体の末端部分にも血液が循環し、髪の毛が健やかでたくましいものに育つという循環が生まれます。
運動すると健康によいというのは別に病気予防というだけでなく、このようなところにも良い影響があるというわけですね。

運動不足の改善方法とは

運動不足になりがちな方は普段の生活から徐々にステップアップする方法がお勧めです。
何もいきなり1時間走らなければいけないということはありません。
普段仕事で駅に行くときは歩いていったり、エレベーターやエスカレーターを使っていたところを階段に切り替えるだけでも十分な運動です。
そして、仕事の合間のちょっとした休憩にストレッチや柔軟を行うのも良いでしょう。
体の柔軟性を上げることで怪我の予防に役立ちますし、さらにステップアップした運動する時にもキツさを軽減することができます。
徐々に体が慣れてきたら家でストレッチや腹筋、背筋、腕立てなど手軽に始められるところから始めてみましょう。
運動は有酸素運動と無酸素運動のバランスが大事ですから、どちらか片方急激に行うよりも、少しでも良いので、ちょっとずつ両方行うのが効果的です。
家で腕立てや腹筋をして、通勤や通学では有酸素運動取り入れるだけでも体に与える影響は大きく変わってきます。
ぜひ意識して実践していきましょう。

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