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仕事や日々の疲れでストレスがたまりイライラするのは、オフィスワーカーにとっての現代病といっても過言ではないかもしれません。そんなときは趣味などでリラックスする時間を設けることは解決方法のひとつですね。
とはいえ、ひと言で趣味といっても、時間や日程に合う趣味を見つけるのも一苦労です。
そこで、簡単に始められる趣味のひとつとして”パターンアート”などはいかがでしょうか?

当記事で紹介するのはパターンアートのひとつ、【ゼンタングル】(Zentangle)。
リラックスしながら集中できるパターンアートの描き方です。ゼンタングルは絵に馴染みがない人でも創造性を発揮でき、ストレス解消やマインドフルネスなど意外な効果があること。ストレス多寡の働きウーマンの間でちょっとした人気のオシャレアートです。

ゼンタングルの「ゼン」は「禅」を意味しており、じっとしたまま精神統一するタイプの禅が苦手な方でも、ペンで線を描き続けることはできるのではないでしょうか。その結果は一つの作品となり達成感が生まれ、描く過程は瞑想状態のため、さまざまな効果が得られます。ペンと紙さえあれば、いつでもどこでも描けるので、レストランで食事を待っている時間や友人との待ち合わせの際などに、すぐに実践できるというのも魅力です。料理が来たり、友人が来たらすぐにやめることができるのもゼンタングルのポイントのひとつ。

とはいえ、初めての人はゼンタングルの描き方や完成までの道程がわからないでしょう。
今回は、イライラが募っている、不器用カラダネ編集者が初めてのゼンタングルにチャレンジ。
彼の作業と一緒にその手順を追ってみます。

今回は仕事帰りに都内のワークショップでトライしてみました。
参加したのは〈サクラクレパス×H.I.S.旅と本と珈琲と〉大人の休日ワークショップ。
(お店の雰囲気は→コチラ

果たして絵心のない編集者が綺麗なパターンアートを描けるのでしょうか。

 

ゼンタングルとは? その意味とどんなアートなのか?

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まずは講師の芳野かえ先生から「ゼンタングルとは?」のご説明から体験ワークショップはスタート。

ゼンタングルとはZEN(禅)+TANGLE(絡まる・模様)。U.S.Aのリック・ロバーツとマリア・トーマスが作った造語。
そのメソッドとして

・自分の創造性を発揮できる。身のまわりの美しいものに改めて気づく
・計画がない。消しゴム・定規を使わず、失敗がない
・正解・不正解がないのでプレッシャーなく、リラックスして集中できる
・悩みや悲しみの低減(科学的根拠はない)
・世界中にコミュニティがある
・他の人の作品と比べない

これらのことが挙げられるようです。

線を一本一本描くことに集中し、完成を急がないことや見本通りに描く必要がないことに重きを置くのがゼンタングルのメソッドということです。リラックスした状態で力を抜き、一本一本の線に意識を集中することを心がけましょう。

 

男性初心者でも簡単!ゼンタングルの描き方講座

さて、実際に集中してタングルを描いてみましょう。

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まずは「タイル」と呼ばれるゼンタングル用の紙の四隅に点を薄く描きます。
その点と点を薄い線でつなげます。直線でも曲線でも自由に描いてよいのだそうです。(この線をボーダーと言います)

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その中に「Z」を描くように線で区切ります。あまり深く考えずにスーッと描くのが良いそうです。
これをストリングと言います。このストリング、繋げようが、ボーダーを越えようが、線を増やそうが、なんでもOK。自分の好きなように区切ってよいのです。
考えすぎず、自分の思う通りに描くのが大事。不器用編集部員もここまでは順調に描けているようです。

さて、今回は初心者の人も多いということで簡単な円のタングルを渦巻き状を描いていくことに。
この渦巻き状の紋様を並べるのは「PRINTEMPS」というタングル。

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円は繋がってても、途中途中で線が切れても大丈夫。線が切れても後々そこが光って見えるのだとか。

 

見本通りじゃなくてもOK!ゼンタングルに間違いはない

順調にタングルを描いていますが、周りを気にしすぎた不器用くん、困ってます。

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円が・・うまく描けない・・・
円が・・・小さい・・・
他の参加者の方々が描くタングルが綺麗すぎる・・・!

そんな折、焦ってしまい線と線が重なったタングルを描いた不器用くん。
周りを気にしすぎるあまり「間違えた!」と、感じていたようですが、実はゼンタングルは【間違えてもいい】、アート。そもそもゼンタングルには「間違い」というものはないので実は気にしなくてよいのです。
次の線、次のタングル、次のタイルがあるからクヨクヨしないで進めることを重要視するアートなのです。

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