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woman

自分が話したそのままが相手には伝わりません。
伝言ゲームしたことないですか?単純なメッセージのはずが、どこかでぐちゃぐちゃになり、最後には創作されて別の話になっていた、なんてことありますね。

「私はきちんと伝えました!」今日もオフィスでこんな声が聴こえてきましたよ。「僕はそんなこと聴いていません!」だんだん二人とも興奮してきました、間で課長はどうしたらいいか分からないようです。
相手に「自分の言ったことは理解してくれる」と期待しているから期待通りに行かなくなって感情的になってしまっていますね。報告・連絡・相談 いわゆる「ほうれんそう」も徹底されていなかったようです。

自分が話したようには相手は聴いてくれない、と割り切りましょう。相手に期待しないってことです。言い争っても何も変わりません、しっかり次の手を考えて実行しましょう。
メモをとる、形あるものに残す、メールもする、第三者に聴いてもらうなど証拠を残すことも大切です。

memo

先日、あるクライアントさんにどうしても連絡しなければならない事があり、電話をしました。その会社は「昭和スタイル」メールなど使わないので、連絡は必ず本人が電話することになっていました。そして伝言は付箋に書いて、デスクに貼っておく、これがルールでした。電話をすると、聴いたことの無い声が・・・不安。お客様について大切な伝言と休日を確認して電話を切りました。本当に伝わるかな、と不安が・・・

こういった不安は当たります、「連絡無しに休んだ」と大騒ぎになったようです。
「誰が聴いたのか」「いつ電話したのか」「本当に休むと連絡したのか」こんな展開になり、ストレスは最高潮、COCOLOLOは3日間ストレス気味とぐったりを行ったり来たりしました。体中に発疹がでてきました。電話に出た方を信じてしまったこと反省しています。メモをとったか確認すればよかったですし、もう一度電話をすべきでした。

「話したようには相手は聴いてはくれない」「伝える≠伝わる」
家族も同じです、自分の思いは相手にはその通りには伝わらない、期待しないで暮らしていくことも高ストレスにならない生き方の一つなのです。
相手に期待しない生き方、どこかで割り切ることも大切だと覚えておいてください。

この記事を書いた人

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働く人の心の保健室 ココロ先生(産業カウンセラー)

社会の変動に伴って「職場」は多様化・変動化しています。イキイキ働ける職場を目指して、「COCOLOLO」を活用したカウンセラー、職場にマッチした効果的な研修を提供しています。