私たちの感受性に影響を与えているものは、3つあるのです。
1.3歳以降の記憶=海馬記憶
2.扁桃体記憶=0歳から3歳までの記憶
3.細胞記憶=扁桃体に影響を与えている細胞レベルの記憶
説明しますね。
1は、多くの心理学やカウンセリングが扱う、3歳以降の記憶。よくいう親子関係の記憶です。
親子関係が今のあなたに影響を与えていると考えるもので、アダルトチルドレンとか、ありますよね。これは確かにそうです。
でも、脳科学の研究が進んできた今では、3歳以前の記憶、つまり扁桃体記憶が私たちのうつ、メンタル不調に大きな影響を与えているのですね。
松澤大樹さんというお医者さんが書いている本、「目で見る脳とこころ」 NHK出版を見ると、うつの人の脳をMRIなどで撮影した画像を見ると、扁桃体に影があって、あきらかに損傷しているのです。
医学は、診断技術が進んできてるのでこういったことがわかるようになってきました。
でも、お医者さんは心理療法のプロではないので、扁桃体の損傷を治すために薬やいろいろな機器を使いますが、そもそも心が、扁桃体の損傷とかかわっているという考え方はしないのです。
そもそも、そういう考え方をする心理職もいないのですが、それをやっているのがここで紹介しているセラピーなのです。
うつ、メンタル不調にはあきらかに扁桃体が関係します。親子関係だけでできたものではありません。
さらに。
扁桃体の興奮に影響を与えているものが、細胞記憶です。
細胞記憶? と思うでしょう?
こちらでも何度も紹介していますが、心臓移植をした人は性格が変わると聴いたことがありませんか?
臓器移植が合法であるアメリカではたくさん報告されています。
またわかりやすいところでは、妊娠した女性は、食べ物の好みが変わったり、いらいらしたり、逆に穏やかになったり、気持ちが変化しますよね。
他人の細胞は、自分とは違う外部刺激に対する感受性を持っているため、それが扁桃体を刺激し、従来の自分とは違う感情を発生させるため、性格が変わったというような現象が起きるのです。
こういう研究は、お医者さんもしないし、多くのカウンセラーもしないので、誰も知らないことになってしまっているのです。
よって、うつ、メンタル不調には、3つの面からアプローチが必要なのです。
よってあなたにお勧めしたいことは、あなたが今、メンタル対策を受けている専門家は、この3つのうちのどれを行っているのかを確認していますか? ということ。
今、行っている対策では、なんとなく今一つとお感じになるのでしたら、こちらの心理療法をお勧めします。
イメージを活用した心理療法を実践して、某上場企業では、初回うつ休職者の再休職率が3年半0%という結果に貢献したのです。そしてこの企業の産業医は論文発表しています。
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この記事を書いた人
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。