赤ちゃんの頃は大事に大事にされて、みんなから抱っこされて、幸せいっぱいです。ですが年を重ねるにつれて、肌の触れ合いはとても少なくなります。誰かに手を擦ってもらうだけで、涙がこぼれてくることもありますね。「オキシトシン」とは、別名幸福ホルモンと言われているように幸せな気持ちになれたり、ストレスの緩和に役立ったり、意欲の向上につながるのです。私達が前向きに、向上心を持って生きていく上では、必要なホルモンですね。
オキシトシンの正体
セロトニンという脳内物質があります。オキシトシンが出ると、セロトニンという神経伝達物質が活発になります。このセロトニンはストレスに弱く、ストレスが長く続くと、分泌が低下して、やる気がなくなったり、人と会うのもおっくうになり、うつ状態となることもあるのです。心地よいと感じる時にでるオキシトシンと、セロトニンは切っても切れない関係です。
以前までオキシトシンは女性の出産、子育てに関係するホルモンと言われてきました。しかし、今ではやる気に関係したり、ストレスに関係したりとても重要なホルモンであるということがわかったのです。オキシトシンは誰かを強く想ったり、幸せを感じると出るホルモン、セロトニンはリラックスするときにでるホルモンという感じでしょうか。
うつ病の治療などでセロトニンを増やすお薬を服用後、しばらくは脳の指令もお休みしています。服用をしなくてもよくなって、自力でセロトニンを増やせるようなスムーズな移行には、やはりタッチング、アロマテラピーなども有効ではないかと思っています。
アロマトリートメントで全身触れてもらうだけで、大切に扱ってもらうだけで、脳内物質は変化します。そこにリラックスできて幸せを感じることができる精油がプラスされると、更に良いですね。酢酸リナリルという成分が30パーセント以上含まれている精油を使用すると、リラックス効果が期待できます。
ラベンダー、クラリセージ、ベルガモット、プチグレンなど、特にクラリセージには、多いもので80パーセントもの酢酸リナリルが含まれているのです。
オキシトシンを増やす方法【その1】
1、恋をする
2、自分をいつくしむ
3、タッチング(触れ合い)
4、子供、ペットなどに対する愛
愛する人に幸せな言葉をかけてもらうだけで、オキシトシンは大幅にアップします。恋をしている人がキラキラして輝いてみえる正体はこれなのですね。
オキシトシンを増やす方法【その2】
人との関わりではなくても、お気に入りのものを大事にしたり、映画を見て感動したり、おいしいものを食べて満たされたりするだけでもオキシトシンはアップします。喜びの感情を素直に味わうことがとても大切なのです。
おいしい!素敵!感動!幸せ!そんな言葉を素直に出してみましょう。なんだかうれしくなりませんか?幸福ホルモンをアップさせて、前向きに生活していくと、やりたいこともたくさん見えてくるかもしれませんね。
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