うつ、メンタル不調、生きにくさを抱えている人に特徴的なパーソナリティがあります。
いくつかあるのですが、そのうちの一つが、「あきらめやすい」ということです。
問題解決型行動特性尺度という心理テストの得点が低いのです。私もかつてはそうでした。この得点が低いとどうなるかというと、
・何か問題が起きても、基本的にスルーする。よって粘らないので問題がいつまでも解決しない。
・問題解決できない自分であることを知っているので、実は、将来に対して不安が強くなる。
実は、ここが大きなポイントで、問題解決できない自分であると、不安が強くなるのです。
なぜなら、問題が起きると解決できない自分であることを知っているから。
もちろん、うつ、メンタル不調、生きにくさを抱えている人は、自分でも説明できない生命危機の恐怖を抱えているために、これを長年解決できないできたために、あきらめが強くなっているのですが、あきらめることによって、さらに不安が強くなるという、悪循環が起きています。
私もそうでしたね。
私の場合、人に対する恐怖心が強かったときは、特に初対面の人に会うのが怖かったのですが、会ってしまうと自分ではどうにもできないから=問題解決できないことを知っているからこそ、不安がさらに強くなる。
で、ここにハマるとすぐにあきらめる癖がついてしまうのです。
セラピーをやっていても、すぐにあきらめてしまう。
私自身はどうやってこのあきらめを乗り越えたかと言うと、「あきらめてしまう自分を何度も、何年も繰り返してきたことで、いかに自分は自分らしく生きてこられなかったか、という自分のふがいなさや時間の無駄、情けなさにとことん気が付いたから」です。「もういやだ」と思ったのです。
あきらめてしまう自分が嫌だったのです。あきらめた事で、結果として何年も同じことを繰り返してきたから。
だからお伝えしたいのです。
あきらめないでください。必ず、改善できるから。
だいぶ前に書いた記憶がありますが、「試行錯誤する」と決めるとゴールに到達するのです。
これは何でもそうですよね。
繰り返し書きますね。
あきらめないのでくださいね。必ず改善できるから。
イメージを活用した心理療法を実践して、某上場企業では、初回うつ休職者の再休職率が3年半0%という結果に貢献したのです。そしてこの企業の産業医は論文発表しています。
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この記事を書いた人
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。