脳科学心理セラピストの山本潤一です。私はこの仕事をやって、早いもので約20年くらいの年月がたちます。
私のところには、今までご自身のうつ、メンタル不調、生きにくさを抱えて、様々なことをやってきて来られて、満足いくような結果を得られなかった方々が来られます。
私は、あなたにどうぞ来てください、とお伝えしたいと思います。一般的に、うつやメンタル不調に対しては、現在多くの対処法があり、
「なぜ、うつやメンタル不調になるのか」
「何をすると解決するのか」
「どのくらいの期間を受ければよいのか」
「現在の改善状況はどうなっているのか」
について、ほとんど明確な説明をできるものはないのではないかと思います。
こちらの方法は、筑波大学名誉教授・宗像恒次博士によって開発された一貫した明確と手法と理論があり、すべて説明できるものです。
あなたのうつ、メンタル不調は0歳から3歳で完成する脳内にある情動の発電装置と言われる、扁桃体(へんとうたい)が原因ですが、
今、ここであなたにお伝えしたいことは、そういう方法論を超えたもっとも重要なことです。
それは、「自分を変えたい!と強く望んでください」
と言うことです。これがあれば、必ず改善します。逆に言うと、この気持ちが薄い場合、なかなかうまく行かないことも想定されます。
なぜでしょうか。
医療は、うつ、メンタル不調を「病気」と扱うと思います。あなたももし病院に行ったら、病気と扱われた瞬間、ある枠組みの中に入ってしまうのです。あなたは「治してください」と訴えるだけで、受け身の姿勢になってしまうということです。
うつ、メンタルヘルスの原因は、私達、心理療法士はあなたの慢性ストレスが作り出した、と考えています。その多くは、「周りの顔色や目線を怖がり、自分自身の気持ちを抑えこんでしまう」という慢性ストレスです。うつ、メンタル不調は、自分自身の素直な気持ちや自分の都合、YES,NOなどを率直に言えない、と言うことから作られるのです。
この状態が長期間、続いてきたはずです。その結果過緊張が続き、疲労困憊して、夜が眠れなくなって疲れ果ててダウンしてしまったりするわけです。こういう状態だったら、睡眠薬とか、緊張を和らげる薬は体力、気力回復に一定の効果を生むでしょう。
でも、よく考えてみてほしいのです。
「周りの顔色を怖がり、自分の素直な感情を抑え込んでしまう」という、ある意味ストレスをため込みやすい、長年の性格を「薬」で治せると思いますか?
続きは後編で。
この記事を書いた人
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。