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うつ、メンタル不調になる人が必ず持っていると推測される遺伝子があることをご存知でしょうか。

一つは私が昨年出した本にも書きました「不安遺伝子」です。

私たちの性格とは、2つの要因で作られるのです。
一つ目は、親子関係です。これはわかりますよね。

で、もう一つあるのですが、それがその人が持っている遺伝子なのです。よく研修などでお話しするのですが、たとえば類人猿には主に3つのタイプがあって、チンパンジー、ゴリラ、オランウータンです。

チンパンジーは集団を作ってキャッキャッとにぎやかに会話して飛びはねます。
ゴリラはそこまでの大集団は作らず動作がゆっくりしています。
オランウータンは子育ての一時期を除き、基本的に一人で森の中で過ごします。

これらの性格の差は、親子関係でつくられたのではありませんよね。遺伝子の差と考えられるのです。

このように遺伝子が作り出す性格と言うものがあるのです。従来の心理学では、わからなかった世界なのです。

実は、メンタル不調の人がかなりの割合で持っている遺伝子があり、その一つが「不安遺伝子」と呼ばれるものです。もう一つは、執着気質遺伝子ですが、これについては次回説明します。

私の経験では、うつ、メンタル不調になる人はほぼ100%の人が持っています。

不安遺伝子は、セロトニンと言う情緒安定物質の流通量に関係していて、不安遺伝子をもっている人は、セロトニンの流通量が少ないため、不安になりやすいのですね。

そして、不安遺伝子には実はいくつかの種類があるのですが、敏感なタイプの不安遺伝子を持っている人は、情動の発電装置と言われ3歳で完成するその人の扁桃体が相手の表情により敏感に反応することが研究でわかっているのです。

続きは後編で。

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■11/28発売のビジネス誌「プレジデント」にP34に私が取材され、掲載されました。

ご興味あったらご覧ください。

■このたび9/14に私のメンタル本が出版されました。
「不安遺伝子を抑えて、心がす~っとラクになる本」 出版社・秀和システム
うつ状態に陥っていた私が復活できたセルフセラピー法をシンプルにして、皆さんでもできるテクニックを解説している本です。関心ある方はどうぞ。

アマゾン→こちら
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この記事を書いた人

mr.yamamoto
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)

顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。

無料体験セッション・有料体験セッション紹介は⇒こちら
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