前編では、あなたの脳が、胎児の時から運命の人を潜在記憶に刻みつけていることをお話ししました。
では、うつ、メンタルとは?
胎内感覚が悪いとき、胎児の脳内には、嫌な表情イメージが見えているのです。
先ほどの胎内イメージで、あなたが、真っ黒、真っ赤、真っ黄色、灰色、どぶ色、などの光に包まれているとイメージしてみてください。
胎内をどう感じますか?
例)吐き気がする、気持ち悪い、冷たい、暑すぎる、固い、窮屈、息苦しい、など。
そういう胎内感覚の時、あなたのお母さんはどんな表情をしていると思いますか?
例)怒っている、とげとげした顔をしている、無表情、怖い顔、など。
嫌な顔をしていることが見えると思います。
お母さんがストレスが強いとき、子宮内の環境は悪くなり、その時胎児はいやな顔を見ているのです。
私を妊娠していた時は、母は重度の妊娠中毒症でした。
私が生まれてきた後、ものすごく夜泣きが激しい赤ちゃんだったのです。人の顔を見るとすぐこわがって泣いていたそうです。
以上の話を読むとなぜだかわかりますよね。
脳内で、怖い表情イメージが作り出され、扁桃体はその顔表情に反応しますから、恐怖感情がつくり出されていたのです。
つまり、うつ、メンタル不調になる人は、どういう人の表情を見ると恐怖感情が湧くか、あらかじめセッティングされているのです。そういう意味での運命の人もいるのです。
つまり、どういう表情に恐怖感情を感じるのかは、通常私たちは無自覚ですが、一定のイメージワーク法により明確にすることができるのですが、それを明確にして、今度はあなたが安心すると感じる運命の人の表情イメージにそれを置き換えてしまうと、あなたがあれほど怖がっていた表情が怖くなくなり、そうなってしまうのであなたは安心した気持ちで、もともとメンタルダウンした職場に復職することができるようになるのです。
しかも再発しないのです。
あなたが職場でメンタルダウンしたとしたら、必ず怖い目をした表情の人がいるはずです。
その人は、ある意味、あなたにとっての「運命の人」でもあるのです。
なぜなら、あなた自身を変えるきっかけを教えてくれる人だからです。あなたの生き方を変えることを気づかせようとしてくれている人なのです。
それを、薬をのんでただ単に休職しているだけ、なんてもったいない。
それだけでは、再発を繰り返す人が多いし、せっかくあなたにとっての運命の人が教えてくれていることをしっかり学び終えると、あなたのうつ、メンタル不調は、解決してしまうのですね。
うつ、メンタル不調とは、運命の人があなたに送って来ているメッセージや課題をしっかり学び終えると解決する、というある意味、スピリチュアルなテーマがあるということが、多くの人につたわるといいな、と思います。
こういう考え方に基づく心理療法を実践して、某上場企業では、初回うつ休職者の再休職率が3年半0%という結果に貢献し、この産業医は論文発表しているのです。
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この記事を書いた人
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。