エラスムス大学ロッテルダム経営大学院の最近の研究により、前日の夜によく眠らないと、翌日の職場での振る舞いに悪影響が出ることが明らかになった。
職場で好ましくない振る舞いをしたことがある社員は、眠りの質が悪い日の翌日も再び似た行動を取る傾向があることが示された。
睡眠不足による心身の機能低下は様々です。
・血圧が上がる
・眠気による仕事の中断
・イライラ
・胃腸の機能低下
・集中力の低下
・記憶力の低下
もちろん、仕事効率が下がることは明らかです。社内で起こるプチトラブルの原因は寝不足にあるかもしれないですね。
以前、社内でお昼寝をする前とした後で簡単な計算を行い結果がどうなるかを調査したことがありました。お昼寝をした後のほうがやはりよい結果が出る方が多かったです。(お昼寝に慣れるまでは、お昼寝後に頭がぼーっとする方もいましたが習慣にしていくと変化していくようです。)
いかに短時間で集中して仕事を進められるように時間管理ができるか、寝不足の時はお昼寝を取り入れられる社内文化があるかというような働き方に変化が必要かもしれません。
▼寝不足は職場の問題行動を誘発 「モラルの低い人」は特に注意⇒こちら
この記事を書いた人
塚島 早紀子(つかしま さきこ)
快眠プランナー、上級睡眠健康指導士。楽しい睡眠をテーマにした「pleasantsleep.jp」を開設。執筆、講演、メディア出演などを通じで楽しく取り入れられる快眠レシピを発信中。