Pocket
LINEで送る

1

最近よく、こういう質問を受けることが多いです。それは、
「お医者さんにいろいろ行っているのですが、うつ、メンタル不調がなかなかよくなりません。どうしたらよいのでしょうか」

こんな時、私はこう答えることにしています。
「あなたが今感じているストレスを解決すればよいのです。そうすれば、あなたのうつ、メンタル不調は解決できますよ」

お医者さんは、人によって診断する病名が異なります。お医者さんによっては、うつ、抑うつ状態、適応障害、など、いろいろです。そして、出される薬もバラバラです。もちろん、布団から起き上がれないほどうつがひどいような状態であれば、お医者さんに行くのは良いと思います。でもほとんどの場合、そこまで行っていない人が多いのです。その場合、あなた自身の常識的な判断に従ったらよいのではないかと思うのです。どういうことか。

それは、何らかのストレスを感じているからこそ、今のうつ、メンタル不調、生きぐるしさ、を感じるようになったのです。その原因は、いまわかっている人と、いますぐ心当たりがない人もいます。

あなたにネガティブな感情をもたらすストレスを解決すればよいのです。私たちの立場からすると、ストレスが解決できれば、あなたの今の心理状態は解決できるのです。

昔は、心療内科とか、メンタルを専門とするお医者さんなんてこんなにたくさんいなかったのです。ではどうしていたかと言うと、先輩や信頼できる人に相談したり、本を読んだり、映画を見たり、などしてその中から、今の自分のストレスを解決するヒントを見つけていたのですね。

なので、今は、気軽にお医者さんに依存できてしまうので、いろいろな病名を言われたり、いろいろな薬を長期間飲むことで、かえって自分自身でわけがわからなくなって迷っている人が多いように見えるのです。

あなた自身がもともと感じていたストレスを解決すればよいのです。うつやメンタル不調を解決するためには、あなた自身がそう決めるかどうかが一番大きい問題なのではないかと私は思います。続きは後編で。

この記事を書いた人

mr.yamamoto
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)

顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。

*個人セラピーご案内HP
http://www.reservestock.jp/page/reserve_form_week/1509
*企業メンタルご担当者向けHP
http://www.mentalsaisei.com/