実は、私もADHDです。小さいころから落ち着きがない、と親や周囲に言われて続けてきました。随分傷つきましたね。
ADHDの人は、注意力が散漫だとか、落ち着きがないとか言われて育ちます。
自閉症スペクトラムの人は、同時並行処理ができないから劣っているとか、気の利いた反応ができないからコミュニケーションが下手だとか、大きな音に敏感だから怖がりだとか、言われます。
こういうことを言われ続けるので、自分に自信を無くし、うつやメンタル不調、生きにくさを抱えてしまうのです。
でも、大丈夫です。
ADHDも自閉症スペクトラムも、いわゆる発達しょうがい、と言われる方々は、宗像恒次博士の研究では、情動の発電装置である、扁桃体の感受性が敏感すぎることが影響しているのです。
扁桃体は、相手の表情、声、音、光、空間の広さ、狭さ、などの非言語信号に敏感に反応します。ADHDや自閉症スペクトラムと言われる方々は、これらの非言語信号に敏感に反応するでしょう。
でも、扁桃体の感受性を安定化させるというセラピーを行うと、これらの反応が改善されていく症例を私はたくさん経験してきました。
発達しょうがいを判定する、心理テストを行うとセラピー後は、得点が改善される方が続出しているのです。
発達しょうがいは、セラピストとコミュニケーションができれば、情動を安定させることで改善可能なものだと思います。一生変えられないような「障害」ではないと思います。もともと英語では、障害だなんて言ってないですからね。
日本語なのです。こんなふうに表示してしまっているのは。
私は以前は、落ち着きのなさが自分自身の劣等感の原因でしたが、セラピーによって感情が落ち着いた今は、あちこち発想がとぶ自分は、人と違った発想を持っている創造性豊かな自分だなと思っています。
ようは、扁桃体を安定化させると、あるがままの自分を楽しめるようになるのですね。
うつやメンタルで悩んでいる人の中には、気が散る、人とコミュニケーションがうまく取れないなどの理由で悩んでいる方々もたくさんいることでしょう。
大丈夫ですよ、とお伝えしたいです。
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この記事を書いた人
日本メンタル再生研究所所長 山本潤一(脳科学心理セラピスト)
顧問・宗像恒次博士(筑波大学名誉教授)が開発した心理療法で、某上場企業では3年半、初回うつ休職者再発率0%に貢献。「脳科学心理セラピー」により、うつ・メンタル不調者への短期間での改善支援、復職支援、再発防止支援、などのサービスを行う。