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多くの起業家、企業が瞑想を実践しています。
ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、松下幸之助、稲盛和夫、井深大等のトップ経営者が瞑想を習慣にしていることは有名ですが、さらに、チームワーク、リーダーシップに関心のあるビジネスパーソンが次々にマインドフルネス瞑想を実践するようになってきました。

とくに2000年代以降は、経営学や企業経営におけるリーダーシップ開発、人材開発の研修プログラムの分野でも使われるようになりました。

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企業とマインドフルネス

企業が「マインドフルネス瞑想」を実践することで、仕事のストレスが軽減され、従業員のメンタル面が調整されます。
その結果、健康管理コストの抑制が期待でき、さらに組織全体のチームの創造性を高め、イノベーションを起こす手法として、近年、世界的企業が次々と社員教育に瞑想を取り入れているのです。

例を挙げると、グーグル、インテル、ジェネラル・ミルズ、IBM、マッキンゼー、P&G、 GM、BASF(ドイツ)、リーボック、スターバックス、ゼロックス、米ヤフーなどの有名企業が「マインドフルネス瞑想」を社内プログラムとして採用し、
ハーバード大学ビジネススクール、オックスフォード大学、クレアモント大学ドラッカーマネジメントスクール、コロンビア大学ビジネススクール、IMD(スイスのビジネススクール)などがカリキュラムにも採用しています。

このように、すでに欧米では多くの企業、病院、学校、ビジネススクール、刑務所、行政機関、議会、スポーツチーム、裁判官、弁護士などが「マインドフルネス瞑想」を取り入れ、メインストリームとなってきています。

さらに2014年には、「Time」誌でも「mindful revolution」というタイトルで表紙を飾られました。

また「EQ(こころの知能指数)」を提唱したダニエル・ゴールドマン氏や、『スタンフォードの自分を変える教室』の著者であるケリー・マクゴニガル氏など、マインドフルネスの効果を科学的に証明した書籍も年々増えてきています。

なぜ今、「マインドフルネス」がビジネスの世界でこれほど注目されているのでしょうか?
その目的はいくつかあると思いますが、グーグルを例にあげてみたいと思います。

グーグルでは「Search Inside Yourself」という社内研修プログラムが人気になっています。
このプログラムの目的は、EQを向上させることにあります。

心の知能指数(EQ)とは一体何なのか?

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EQとは「Emotional Intelligence Quotient」の略です。
エモーショナルインテリジェンス、心の知能指数といわれます。

では、このEQとはどんな能力なのでしょう?
これは自分の感情を把握してコントロールしたり、他者の感情を理解、共感したりする能力を指します。

より具体的に見ていきますと、主に以下の5つになります。

1 自分の感情を自覚する力

2 自分の感情をコントロールできる力

3 前向きに考える力

4 相手の感情に共感する力

5 コミュニケーション、対人関係能力

噛み砕くと、自分自身を受け容れる力、他人を受け容れる力と言えるかもしれません。

続きは後編で。

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